ハードルの高さ | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

ウインドサーフィンにはまっていた時期がある。

もうずいぶん昔の話だ。
今よりも体重が20kgくらい少なかった頃の話。
バキッ!!☆/(x_x)


毎週末、海に通った。夏だけで無く、真冬でさえ風が吹けば海に行った。
サーフィンはやらなかったが、ウインドサーフィンはおもしろかったし、当時、海で知り合う人たちが実に様々で楽しかったのだ。

しかしウインドは道具にお金がかかる遊びだった。
極論するならば、サーフィンはボードだけあればあとはなにもいらない。せいぜい、あとはウエットスーツがあればOKだ。
ウインドの場合はそうは行かない。それに道具の値段が結構高い。
そもそもボード自体がサーフボードよりも高い。そして何よりもセイルが結構な値段なのである。
加えて、風の強さにあわせられるようにサイズの違うセイルを持っていないとコンディションに合わせたライディングが出来ず、楽しめ無いどころか危険ですらある。
そんなわけでセイルも何枚かそろえることになる。それ以外にもマスト、ブーム、ジョイント・・・・
必要なものはたくさん有り、道具にお金がかかるのだ。

道具の運搬もチャリでサーフボードを抱えて海に行く・・・みたいなノリは絶対に無理。
自分で運搬するならクルマは必須となる。

そんな感じでサーフィンよりは、ウインドの方が様々なものにお金がかかるのだ。
もちろん、一旦そろえてしまえば海で遊ぶこと自体にはほとんどお金はかからないのだが。

そんなわけでサーフィンに比べると、若い人の割合はやや少ないが、その分、ある程度年の行った人も多く、メンバーの幅が広くておもしろかったのだ。50代、60代のウインドサーファーもいたっけ。

今回、友人の誘いで写真展に参加して同じようなことを思った。
写真を撮る若い人がたくさんいることを今回あらためて実感したのだが、日頃じぶんが撮影に行ったときの周りの環境を考えると、若い子はほとんどおらず、カメラオヤジばかりである。

なぜだろう・・・?この違いはなにから生まれているのか?

考えてみた。

そして思い当たった理由は三つ。

その1:わざわざサーキットに脚を運んでまで撮影するほどモータースポーツに興味を持っている若者は少ない。

その2:足となるクルマを持っていない人が多い。

その3:サーキット撮影に必須の望遠レンズは高い。それにコンデジでは無理。(入門一眼レフ機程度の性能は必須。)

オイラの勝手な想像だがあたらずとも遠からずでは無いだろうか?
まあ、クルマを持っているかどうか別にしてもそもそも興味が無い人が多いのは事実だろう。それに一眼レフタイプであれば入門モデルでも十分な性能を持っているので撮ることは可能だが、コンパクトデジカメではかなり無理がある。
第一ロングレンジの撮影をするにはある程度以上の焦点距離のレンズが必要となる。

街中のスナップは標準レンズでも十分撮影可能だが、サーキットでは物足りないし、撮っても楽しくないだろう。とはいえ、超望遠レンズを買うにはお金はもちろん、相当な決意が必要だと言うことだ。
余談だがオイラもエイッとばかりに100-400mmレンズを買ったときはかなりの勇気が必要だったし、初めての撮影であまりの撮れなさ加減に呆然としたっけ。(^_^;)

逆に投資額が大きい分、簡単には投げ出せず、撮れるようになるまで意地になってサーキット通いをするようになったんだけどね。(苦笑)


そんなこんなの理由でサーキット撮影をする若い人がそれほど多くないのだろう。
もっとお手軽に楽しめる場所をサーキット側も提供することを考えてくれたら、お客も増えるかもしれないのになぁ。。。

たとえば鈴鹿の2コーナー・激感エリア。
2輪でも4輪でもWズームキットについてくるようなレンズでも十分撮ることが出来る。
写真指向のお客ばかりでは無いだろうが、少なくとも写真にはまった客はリピーターになると思うんだが。

もてぎももう少しどうにかならんもんかね。筑波に至ってはそんな思いは全くなく、年々フェンスが高くなっており、撮影意欲がどんどんなくなるぜ。
(´ー`)┌フッ

ま、いずれにしてもサーキットに通っている限り、お友達はカメラオヤジがほとんどという状況は続きそうである。(^^;) 

カメラ女子とお友達になるために、オイラも街撮りカメラマンに転身しようかな。。。バキッ!!☆/(x_x)

・・・・とまあ、何とも落ちの無い話で申し訳ないが、もともとが垂れ流しの与太話なのが
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なのだ。あきらめてくれたまえ。(^_-)-☆