フォル香のインプレッション | 木馬の四方山ばなし

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本日、新しい通勤特急

フォル香

で通勤デビューした。



そんなわけで、11万kmを走破したフォル子と比較する形でインプレを少々。。。




以前のっていたフォル子は前モデルのFORZAで7速ポジションがついたタイプ。いわゆるAモードというやつ。ABSつき。

今回のは2011モデルのFORZA。S7モードつき。もちろんABS。



町中での普通の加速ではワイドレシオの効果か4バルブ化したエンジンの威力なのか、Dモードのままでもフォル子よりは出足はいい。


でも、より速い加速をしようとすると、車体の重さをものすごく感じる。加速自体は悪くないけど、重いものを無理矢理引っ張っている感じ。


減速時も同じ。ブレーキ自体が効かないわけではないが、ものすごく、イナーシャというか重さを感じる

何しろフォル子よりも15kgも重いんだもんなぁ。>>フォル香。。。


ウエット路面などでは制動距離は伸びそう。今回もABSを選択したのは正解か?




ちなみにコーナーでも重さをすごく感じる。重いものを無理矢理旋回させている感が強い。

ハンドリングは良くも悪くも安定志向。曲がらないけど直進安定性はいい。スクーターならばこんなものかな?




いきなり今イチなところを書いたけど、いいところもたくさんある。




リアタイヤが13インチになっただけの変化にしては理屈が???だけど、庭先から道に後ろ向きに押しだして行くときに軽い!?
謎だ。。。



センタースタンドもかなり軽い力で上がる。



4バルブの威力なのか、100km/h程度での巡航時の余裕出力が明らかにフォル子よりは上。
これは4バルブ化されたエンジンの出力どおりというところか?



特筆すべきは振動の少なさ。
走行中のハンドル、フロア振動はもちろん、アイドル時の振動の無さも特筆もの。

走行中は振動がないだけに、路面からのハーシュがかえって気になってしまうくらい。
まあ、これはサスの慣らしがつけばもう少し緩和するはずだが。




・・・・というわけで、この振動の無さってすばらしいんだけど、普通のユーザーでは気づかないんだろうなぁ。
オイラくらいのヘビーユーザーでないとおそらくその良さが乗ってすぐには理解できないはずだ。



なんたってオイラ、いわゆるビッグスクーターは黎明期からずっと通勤で乗り続けてきた。


スペイシー250・フリーウェイ:4万kmくらいだったかな?
フリーウェイ:5万kmくらいか?
レオナルド250:これも5万kmくらいか?
フォル子:11万km

と来て、今回のフォル香だ。


ビッグスクータの生き字引と言ってもいいくらいだ。(爆)


でも、普通のライダーは乗り比べない限り気づかないだろうし、振動の少なさなんて訴求ポイントとしてはわかりにくい。


細かい部分もリファインされており、使いやすさ、快適性が向上しているんだけど、これまた比べないとわからないかもしれない。


だから、カタログ的な魅力としては弱いんだろうなぁ。

加えて、値段の高さもあり、折からのSCブームの終焉で、このモデルは売れなかったんだろうなぁ。
良いバイクなんだけどね。


もっとももはやビッグスクーター全体がほとんど売れなくなっているみたいだけど。。。




まあ、おいらの通勤ユースには非常にマッチしていてフォル子よりは総合的に明らかに良くなってるのは間違いない。。。。


今後はまたせっせと働いてもらうとしよう。

秋が深まる前になんとか快適オプションを取り付けないとね。(^_^)v