フォル子なき今、通勤の足はちび4駆かブルーサンダーのみという状況である。
さすがにTLMで高速通勤は無理だわ。(苦笑)
4輪だと楽な反面、渋滞があると到着時間が読めなくなったりと少々不自由なので、基本はブルーサンダーとなる
。
しかし、いちいち鞄を縛ったり、デイパックを背負ったりするのは面倒なので、久しぶりにサドルバッグを引っ張り出してみた。
このサドルバッグは非常に年季が入っている。
購入したのは東福寺保男がまだバリバリ現役だった頃と記憶している。(^_^;)
風魔プラス1
という風間深志の立ち上げたブランドの製品だ。
たぶん今でもあるはず。
このブランドは、オフバイク乗りがオフバイク用につくったグッズが多く、このサドルバッグもその一つだ。
それなりによくできている。
久しぶりにつけてみたが、やはりリアキャリアと共存させるにはちょっと改修が必要なようだ。
キャリアを回避できる位置につけると少し前過ぎて、ほんの少し腰を引いただけでバッグのフラップ部分におしりが乗ってしまう。
マフラーの排気口を隠すような位置にバッグをつけると熱が逃げずにいろいろ不具合がでるが、まだそこまでは50mmくらいは余裕がある。
キャリアと干渉して後ろに下げられないので、部分的にカットしてみた。
あまりかっこのいい物ではないが、元々積載性の低いオフ車ではサドルバッグはやはり便利である。
ちなみにネットで調べたら、ほぼ同形状の商品が今でもあるようだ。
http://www.27bashi.com/fuma/disp.php?good_id=91001
あまり重量のある物を積むとばたついてしまうが、ちょっとした工具やカッパ、衣類、地図くらいにしておけば、問題なし。
あ、これは林道レベルのオフロード走行を想定しての話だ。
一般舗装路ならば左右のバランスさえとれていれば少々の重量物でも全く問題はない。
今年の北海道ツーリングでは、久しぶりに軽量なバイクで走り回ったが、やはり積載性と重心高さ、そして使いやすさを考えるとサドルバッグが使いやすそうだなと改めて思った。
それに荷物をコンパクトにまとめれば、日帰りや一泊程度のツーリングならば、楽勝でこなせる。
大昔の物だが、それほど使っていないこともあり、全く痛んではいない。
しばらく使い込んでみて、来シーズンのロングツーリングに向けてどんな改良を加えるか考えていこうと思う。
ちなみに今年も使っていたラフ&ロードのツーリングバッグも使いやすいので未だに愛用しているが、これもかれこれ15年以上はたつはずだ。(^^;)
あちこちにほつれはあるものの本体の生地には傷みはなくもうしばらくは使えそうである。
プライスがいくらくらいだったかも憶えていないが、これだけ使えばカバンも本望だろう。(笑)
ネットで最近のツーリング用カバンを調べて見るが、サドルバッグタイプは上記の風魔の商品以外はほとんど見あたらない。
ソフトタイプのパニアケースやパニアバッグならば結構あるが、オンロードバイクへの装着を前提にしているのでベルトだけでの装着となり、オフロードをがんがん走るには不安が残る。
容量的にはいろいろあるのはいいんだけどねぇ。
ま、とりあえずは当面の通勤で風魔のサドルバッグを使ってみてから、今後どうするかを考えるとしよう。
どっちにしても、いかにコンパクトに機動性を損なわずに必要最小限の荷物を積むかというのがテーマになる。
最近はビッグオフにばかでかいパニアケースやテールボックスをつけて走る人がかなり増えたが、
昔の自転車の豆腐売り
じゃあるまいし、そんな格好でオフロードを機敏に走れるはずも無い。
何とか機能的なパッキング手法を来年までに考え出すとしよう。