セッティングと慣らし効果 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

今朝早くにTLM220Rのセッティングを少し変えてみた。



サスのO/HをしたTLMだが、スプリングのへたりがあるのか、大きな段差でショックが加わると、リアがフルボトムすることがある。


オイラがデブだからと言う理由だけではないはずだ。(苦笑)


そこでイニシャルを少しあげてみることにした。

しかしどの程度締めたらいいのかはわからないので、まったくの勘任せの作業だ。(苦笑)
いや、それ以前にピンスパナが入らないので、大き目のマイナスドライバーでたたいてまわすのみ。(^^;)

ところがロックナットがドライバーで叩いたくらいではびくともしない。
・・・・周りをばらしていかない限り、ピンスパナは入らない。


何度かトライしたがいっこうに回る気配がないので断念。orz


代わりにダンパーのコンプレッションを1/2回転締めてみた。

まあ、後は乗ってみるしかない。(^^;)



それからもうひとつ。

キャブセッティングだ。


おいらのTLMはサイレンサーがエトスのものに交換されており、エアクリーナーボックスも吸気抵抗が少なくなるように少し加工されている。

それにあわせる意味でメインジェットを1番手大きいものに変えてある。それ以外は標準セッティングだ。


木馬の四方山ばなし-setting parts

以前、このバイクを買ってきたときはかなり薄めのセッティングだった。
というよりはどこの素人がいじったんだと言うくらい、めちゃくちゃなセッティングだった。
エンジンがかかるのが不思議なくらいだった。

点火プラグの焼けを見る限り、ちょっとやばい領域にまで踏み込んでいる感じだった。
2サイクルエンジンなので燃調が薄すぎると焼きつきの原因となるのだ。


そこで安全圏かつまともなセッティングに戻しておいたのだ。


現在のセッティングで大きな不満もないが、以前の薄いセッティングのほうが間違いなくレスポンスはよかった。
レスポンスに関しては必要にして十分なだけのツキはあるのだが、やはり燃え方が湿っぽい感じがつきまとうのだ。


木馬の四方山ばなし-plug


そこで、焼き付きの危険は回避するために、全開領域の燃調はそのままにして、低速~中速域のみすこし薄めにしてみることにした。


エアスクリューで様子を見るというやり方もあるが、エアスクリューが効くのはごく低開度だけだ。

そこでジェットニードルのポジションを下げてみることにした。

標準は真ん中。(3段)


それを2段にしてみた。



木馬の四方山ばなし-jn


ジェットニードルが少し下に下がる形だ。
従って、全閉~中開度でのセッティングが少し薄めになる。


木馬の四方山ばなし-carb01

木馬の四方山ばなし-piston valve


これまた、走ってみるしかない。(^^;)


プラグの焼け具合をチェックするために新品プラグに交換。


木馬の四方山ばなし-before



・・・・というわけで今週も懲りずにご近所ぷち・ツーリング。


いまや完全に定番コースとなった林道を拾い集めながらの走行だ。


木馬の四方山ばなし-narasi


まずはいつものご近所ルートで足慣らしをしつつ、途中から木馬の丘に登ってみた。
先週よりも路面コンディションが回復しているので、足をべたべたつきながらではあるが、なんとか登り切ることが出来た。(^_^)v


木馬の四方山ばなし-mokubanooka


今度こそ、正真正銘の制覇と言っていいだろう。
梅雨時は路面がぐちゃぐちゃドロドロで、オイラの腕では全く歯が立たなかった。
確か4回目のチャレンジだ。

ふっふっふ。

先週、たまたま逆回りで、難所がせいぜい200~300m位であることを知ったことも大きい。
ライディングというのはメンタルに左右されるのだ。(^_^)v



木馬の丘を登り切ったところから、奥に抜けられることは先週発見したのでそのまま登っていったのだが、途中で違う道に入ってみた。


狭いV字状の登りだが、以前来たときはここもぬるぬるで登り切れなかったのだ。


気をよくしているときはイケイケで登れるものである。
あっけなく登り切るとお次は、狭い下り坂・・・

ちょいとビビリが入ったが今さら引き返せないのでそのままなんとか突き進んだ。


すると、別の枝道の中間地点に出ることが出来た。

うん。
この山の枝道のつながり方がだいぶ見えてきた。


あまりぐるぐると走り回らなくてもこの山だけでも半日くらいは遊べそうだなぁ。(^_^)v




その後は定例コースをぐるっと廻ってきた。


木馬の四方山ばなし-keepout

途中で、プチ・ヒルクライムなどをして遊んだのは言うまでもない。


木馬の四方山ばなし-hill climb

今日は牝鹿に2回ほど遭遇した。


あ、もちろん、本物の鹿である。

2本足の牝鹿ちゃんだったら、放っては置かないのだが・・・

バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ! 

木馬の四方山ばなし-tunnel

だんだん、体がTLMでのトレッキング遊びになれてきたのか、かなりの急勾配でもびびらずに上り下りが出来るようになってきた。
バイクとタイヤのポテンシャルがわかってきたので、どの程度までなら行けるのかが判断できるようになってきたのが大きいかな。。。


そうそう、肝心のサスのセッティングは、大体OKな感じだ。
飛び降りに近いような大ショックでは流石にフルボトムするが、これ以上固くすると普通のところであわなくなる。
この辺が、良い線なのだろう。



キャブセッティングも特に問題なさそう。
湿っぽい感じはだいぶ解消されて、クリーンに燃えるようになった。
おそらくもう少し薄く出来るとは思うが、リスク回避のために、当面はこのセッティングで様子を見ようと思う。
ただし、全閉からの開け口がちょっと物足りないので、エアスクリューを1/4ほど開け足してみたところ、改善方向だ。(^_^)v



9月には山梨の山を先輩に案内してもらう予定なので、多少は標高の高いところでも乗れる仕様になっているといいのだが。。。

どうしてもあわないときはメインジェット交換しかないけど・・・・



そういえば、今日の休憩時。
この夏、初めての鳴き声を聞いた。
今まで暑い日はたくさんあったが蝉は鳴いていなかったように思う。


今日の行程の約2/3のところにある高台はいつも休憩するポイントだが、今日は先客がいた。

横浜から来たという学生とおぼしき4人組だ。


バイクは皆、ばらばら。
学生らしいと言えば言える。(苦笑)

110ccカブ、バンバン、KSR、 ゴリラ


今日はおおむねドライだからこれらのバイクでも登ってこれたのだろう。
少しだけ立ち話をして、別れた。


帰宅後、洗車したあとでプラグの焼けを確認してみた。


木馬の四方山ばなし-after
良い感じで焼けている。


2サイクルの場合、燃調はプラグの焼け具合で判断するのが一般的である。
ガイシの部分がきつね色に焼けているのが理想とされている。

キャブセッティングも少なくとも地元を走る分にはこれで決まりかな。




それにしてもこのところ、繰り返し走っているせいか、良い意味でライディングの力が抜けてきたようだ。
グリップを握るのに力が入りすぎるのか、いつもは親指の付け根が痛くなるのだが、今日は大丈夫だ。

背筋や脚の疲れも明らかに少なくなってきた。



バイクのセッティング出しをしながら、オイラ自身も少しは慣れてきたのだろう。


いやー、また巧くなっちゃったみたいだ・・・・

バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ! 



本日の走行距離:146.5km
平均燃費:27.5km/L

(キャブセッティングを薄めにした効果が出ているようだ。)


さて、明日はいよいよツーリングの準備かな。。。