旧車マニアじゃないんだが・・・ | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

このところ、ご近所ゲロゲロ林道用として、おいら的にはなまる急上昇中TLM220R


2年ほど前にオークションで探して買ったものだ。


最終モデルのRJ型


もともとのオーナーがツーリングトライアルをやっていたらしく、いろいろ手が入っているのでそのままで十分遊べる状態だった。

オイラがやったのは、超ローレシオになっていたファイナルレシオを一般公道を走れる程度に変更したくらい。


だが、基本設計は20年前のバイクだ。
いまどきのトライアル車とは決定的に違うところがいくつかある。


まずはポジション。

当時のバイクの常であるが、スタンディングで乗るにはハンドルが低くて、常に中腰を強いられる。
結果として腰に来る。(^^;)


これについてはだいぶ前に与太話で書いた。

ハンドルのライズアップ用スペーサーを入れることでかなり改善され、俄然乗る気になってきた。
スタンディング時の上体の自由度が増したおかげで、アクセルと体重移動でのフロントアップもやりやすくなった(・・・・と思う。。。ハイ、練習します。。。。)




二つ目の不満点は

ほっそ~いステップ。

いまどきのオフロードバイクはトライアルだろうが、モトクロスだろうが、みなワイドステップだ。

細いステップでスタンディングをしていると、ブーツを履いていても土踏まずが疲れてくる。

これまたワイドステップを購入して付け替えたことは書いた。




それにしてもすでに20年も前のバイクだが、山で遊ぶのには本当に最適なバイクだ。
なんといっても軽いし、足もべたべた付く。ハンドル切れ角もかなりあるので、行き止まりなのを承知で枝道に分け入って遊ぶことが出来る。(^^)v


ツーリングトライアルも面白そうだが、山道、それもひなびた廃道とかに、通り抜けられないのを承知で入り込んで走ってくるのが楽しい。


その手の楽しみ方では年季の入っている先輩が職場にいるので今度、本格コースを案内してもらう予定だ。(^^)v



考えてみたら、今はこうしたカテゴリーのバイクはなくなってしまったんだなぁ。


しいて言えば、250ccになる前のコンパクトなセローやまったく売れていないトリッカー、それからすでに生産中止のカワサキ・シェルパあたりが似たカテゴリーになるのかもしれないが、通常走行時が快適な分、山でのトライアル的な遊びの要素は少しスポイルされている。


残るは本気のトライアルモデルの輸入車を登録するくらいしか道は残されていない。

だが、本気の競技トライアルモデルではタンクが小さすぎるとか公道を走るにはいろいろ問題も多い。



そんなわけで、トレッキングバイクとしてのTLMの性能は十分だが、最後の残されたミッションはスカスカに抜けたサスペンションを直すこと。



幸い、ホンダ系、特にショーワのサスペンションのエキスパートがいるショップに頼んだところ、何とか修理できた。


昨日受け取ってきた。

サスのオーバーホールのついでにエンジンオイル漏れも直してもらった。
以前からエンジンオイルが少し漏れているのは知っていた。
ゴムホースが劣化しているのだろうと思っていたが、オイルレベルセンサーのパッキンがだめになっていたらしい。
センサーごとの交換が必要だったようだが、幸いにして部品が入手できたそうなのでこれで完璧だ。



サスの性能が回復しているのは手で押しただけでわかる。


結構なお金がかかったが、大満足だ。
これからも楽しませてもらおうと思う。(^^)v



残念ながら今週のお休みは台風が来ていたので乗り回すのは無理だと思っていたが、昨日から急回復。

それならばと言うことで、今日、ご近所定例コースをプチ・ツーリングしてきた。


低速で走りながら、ステップに繰り返し加重してサスを沈め、反発具合を試してみる。

まるで毬つきのようにまったくダンピングが効いておらず、いともたやすくフルボトムしていたのが、どんなに加重してもスッと何事もなかったかのように動きが止まり、車体は全く乱れることがなくなった。

フロントも同様にスムーズかつしなやかに動くようになった。



今朝は8時過ぎに出発。
昨日の涼しい空気が残っているので走っていて気持ちが良い。さわやかな朝だ。


いつものコースの最初の脇道。


木馬の四方山ばなし-woods

ここには林間のヒルクライムコース?があるのだが、アプローチ部分が夏草ですごいことになっていたのであえなく断念。(^_^;)


木馬の四方山ばなし-bush&ckimb




お次は超マディのつるつるスリッピー・ヒルクライムコース。

先週はかなり乾いていたのだが、やはり台風の影響でそれなりに雨が降ったらしく、今日はいつものつるつるドロドロだった。(涙)


それでもいつもよりは頑張ってみたのだが、やはり無理と判断。


木馬の四方山ばなし-muddy01


木馬返しの坂は健在なり。orz


このあたりの土質とここだけ違うんだよなー。
粘土質で少しでも湿り気があるとつるっつる。ブーツでたっていることすら難しい。


木馬の四方山ばなし-muddy02

ここまで登るのも大変だったが、このあと、バイクのところまでおりるのが実に怖かった。(^_^;)


バイクまで戻っても今度は後ろ向きのままで下るしかない。

わだちが深くてまともにUターンは出来ないのだ。

フロントアップしての方向転換が出来れば良いのだが、この路面グリップとオイラの腕前では無理・・・・orz


両足べたべたでおそるおそる下るのみ。
フロントブレーキなんか握っても無駄。フロントがロックしたままスライドするだけ。
ギアを1速にいれ、下る速度が速くなりすぎたら半クラッチで後輪駆動力をかけて下る速度をコントロールするのが精一杯。。。


ひー。。。


なんとか無事に下りきった時にはタイヤは泥スリックになっていた。(爆)

木馬の四方山ばなし-looser

タイヤについた泥をはね飛ばしながら先に進み、今度は別の脇道に入り込んでみた。


途中までは前回来たのと同じルートだが途中からは少し違う方向に進んでみた。

それにしても夏草でほとんど前をふさがれてまともに走れない。


木馬の四方山ばなし-bush01


木馬の四方山ばなし-bush03


一応トラックは着いているのでどこかに抜けられると信じて藪こぎすること1km弱。


木馬の四方山ばなし-bush02


ほっぺたが草や枝で小さな切り傷だらけだ。(苦笑)


自分の技量を超えるような路面コンディションになったら、すぐに引き返すつもりで我慢してほふく前進するかのようにゆっくりと進んだ。



ようやく道が広くなり、夏草も減って走りやすくなった。(^_^)v

そのとたんに路面が超マディ&つるつるの下りに変わった。
4輪がつけたと思われる2本の深いわだちがある。


んんんん・・・・

この路面は見覚えがあるぞ。。。




木馬返しの坂の上だった。


気づかないうちに木馬返しの坂を制覇していたようだ。(^_^)v



今後はこの場所を

木馬の丘

と名付けよう。(^_^)v

(^_^;)\(・_・) オイオイ





しかし、制覇したのは良いが、とりあえずくだらなければならない。(^_^;)


先ほどと同様に慎重に下る。

もっともいくら滑りやすいとは言え、前向きならばコントロールはしやすい。(^_^)v





序盤の定例コースを抜けたら、今度は伝説のゲロゲロ林道。

昨日の雨の影響があるとは言え、梅雨の真っ最中に何度か来たときのことを思えばなんと言うことはない。


木馬の四方山ばなし-roppongi

このコースはもはやオイラにとっては普通のコースとなった。

木馬の四方山ばなし-higasi



それにしてもサスのオーバーホールは効果抜群だ。
乗り心地がいいし、コーナーでふらつかない。

小枝や水たまりがあったときには体重移動とアクセルワークでフロントの抜重をして乗り越すのだが、その際にリアが踏ん張るのでフロントをあげやすい。(^_^)v

下半身ですべて受け止めていた路面ショックをサスが頑張ってくれるので疲れも少ない。

いやーやって良かった。(^_^)v



ただし、リアフォーク周りを全バラしたためか、ブレーキペダルのセッティングが変わっており、低すぎてしっくり来ない。

途中、広い場所で修正。

木馬の四方山ばなし-brake pedal

その後、快適にいつものコースをぐるっと廻った。


木馬の四方山ばなし-kumo


木馬の四方山ばなし-takeoka

言われなくても行かないよ。道ないじゃん・・・・



木馬の四方山ばなし-rest

木馬の四方山ばなし-rest




WRで走るときと違うのは枝道や小山があると一つ一つ入り込んだり、プチ・ヒルクライムをして遊んだこと。


木馬の四方山ばなし-hill climb
おかげでだいぶ時間を食ってしまった。(^_^;)



最後はお約束のゲロゲロ林道。
まずは下ったあとでUターンし、登りで締めくくった。(^_^)v


木馬の四方山ばなし-off limit
よい子の皆さんはまねしてはいけません・・・



あとはリエゾン。
自宅までは1時間もかからない。


時間はちょうど2時。
お腹も減ってきたので、通りすがりにあるラーメン屋に入ってみることにした。


この店、いつも通りすがりにみるとはなしにみていると、週末はいつも行列が出来ていた。
ネットで調べたところ、なんでも土着の味?ということで地元で大人気のラーメン屋なのだそうだ。遠くからわざわざ来る人も多いらしい。

同じ流れのチェーン店などもあるがこの店がオリジナルだという話だ。


確かに平日の午後2時過ぎというのに店内にはまんべんなく客がいる。


昔の食堂風の作りで、お世辞にも清潔な店ではない。
まあ、だからこそ、オフロードバイクにのる格好のままでもいやがられずに入れたのだが。(^_^;)


定番と言われるチャーシュー麺を注文。


おばちゃんがコップに入った水を持ってきてくれる。

ふとみるとテーブルには氷の入ったペットボトル(というか水を入れてそのまま凍らせたペットボトルという方が正確だ。)が置いてあり、中の水がなくなるたびにおばちゃんがペットボトルに水を注ぎ足してくれる。
氷水はセルフでどうぞということらしい。


木馬の四方山ばなし-water


食堂風の店は季節柄、海の家のような印象を受ける。

よしずをとおして店内に入る海風が心地よい。


じっさいおもての通りの向こうには台風の余波で少しだけ濁り気味の海が広がっている。

コップの水も海の家の味がした。(^_^;)



人気のお店だけあってお店の人の人数も多い。
なぜかおばちゃんばかりが6名。


狭い店内と厨房を行き来している。そしておばちゃんたちの客のことなど忘れたかのようなおしゃべりは一瞬たりとも止まることはない。

さながら、そのノリは海の家そのものである。(苦笑)


地元のお客が多いのか?昼間だというのに飲んでいる人が結構いる。(^_^;)



そうこうしているうちにチャーシュー麺(700円)がやってきた。

木馬の四方山ばなし-ramen
(^_^;)・・・・




味は悪くない。
チャーシューもおいしい。
薬味のタマネギも甘みがあって良い感じ。
メンマだけはちょっと今イチ。味があまりない。



しかし、最後まで完食するのが苦痛。

飽きる味なのだ。

このラーメンをスープまで飲み干す人がいたら見てみたい。


まあ、予想通りではある。


一言で表現するならばまさしく


B級グルメ


である。
その印象はインスタントラーメンにかなり近い。




しかし、特別旨いわけではないが、記憶に残る味ではある。
もしもオイラが地元出身でこのラーメンを子どもの頃に食べて育ったとしたならば、きっと帰省するたびに並んででもこの味が食べたくなるんだろうなぁ。



あ、おいら・・・???
地元じゃないから、もういいや。(爆)


オイラの今住んでる地元にも実は同じ流れをくんだチェーン店があるんだが、そちらも似たり寄ったりかな。だからかれこれ、1年くらいは食べてない。。。


食後はまっすぐ帰宅。


バイクとブーツをざっと手洗い。
そして秘密兵器のケルヒャー高圧洗浄機でリンク周りの泥を吹き飛ばす。

バイクの洗車後は家の前の道路の泥とどぶの中のコケも一緒に洗い流した。(^_^)v


午前8時出発
午後3時帰着

走行距離:167km
平均燃費 24km/L



さ、明日は仕事だ。

漢字の国への出張の段取りを急いで決めないと・・・・・(^_^;)