このところの陽気に誘われるかのように、夜、帰宅すると必ずといって良いほどの確率でゴキちゃんが台所まわりをウロウロしているのに出くわす。
オイラは
ゴキパオ派
である。
数年前に白元が発売し、ブームを起したゴキブリ退治のスプレーだ。
殺虫剤とは少し違う。
噴射するとムース状の泡が出てゴキちゃんを包み込んでしまうのだ。
包まれてしまったゴキちゃんはそのまま窒息。
噴射するとすぐにつまめる程度に硬化するので、包み込んだゴキちゃんをしみじみとみることも無く、そのままゴミ箱にポイできる。
姿を見たくないという消費者心理を捕らえて大ブームを起した。
他の殺虫剤メーカーも類似商品をすぐに出してきたものだ。
しかし、2年位前からほとんど店頭で見なくなった。
カーペットなどで使うとこびりつくなど、使う場所を選ばないと意外に後始末が大変なことがわかったかららしい。
でも、オイラはこれがスキだ。
殺虫剤と違って、敵の動きを封じるにはひたすらピンポイントで命中させるしかないのだ。
このドキドキ感がたまらない。(爆)
しかし、昨年の夏にネットで探して何本かまとめ買いしたものがついにそこをついた。
最後の一本がいざ使おうとすると、ガスが出るだけでもう液剤は噴射しなくなっていた。orz
夕べも帰宅すると、まだ毛も生えそろっていない・・・・
バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ!
羽も伸びきっていない、小学生くらいの小僧がウロウロしていた。
しかし、ゴキパオは前述のように品切れ状態。
仕方なく、ゴキちゃん用の普通の殺虫剤を取り出した。
小僧は気配を察して台所のシンクの裏側に逃げ込んだ。
オイラはカベとのすき間からスプレーっ!!
ゴキパオではこういった使い方は出来ないが普通の殺虫剤なら意味がある。
すると、狭い隙間に充満した薬の成分に苦しんだのか、さっきの小僧ではなく、でかいゴキ野郎が飛び出してきた。
しかし、すでに薬を浴びたのか動きが鈍い。
これはチャンスばかり、
噴射っ!!
噴射っ!!
即座にやつはひっくり返り、断末魔の痙攣状態となった。
いやーっ!!殺虫剤ってすごい効くのね。
瞬殺とはこのことをいうのではないかと思うくらい。
子供の頃は殺虫剤を浴びせたくらいでは動きは止まらず、追い掛け回した記憶があるが、あれとは雲泥の差だわ。
でも出来るならば、やっぱりゴキパオも買ってきて、
まずは殺虫剤でやつの足を止める。
次にゴキパオで包み込む。
という作戦が美しいかな。
殺虫剤で部屋を汚さなくてすむし、ゴキ野郎をしとめたあとの処分もゴキパオなら泡状になったかたまりを捨てるだけなので、気色悪くないし・・・・
よし、ゴキパオを探して買おう!!