ねこぐるまとハンダ付け | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

今日は家でまったりしていたので、与太話をもう一つ・・・・(^_^;)



いきなり上から目線で申し訳ないのだが・・・・(爆)



読者の諸君はねこぐるまというものをご存知だろうか?



そう、野良仕事や土方作業などでつかう一輪車のことを猫車という。

津波の後かたづけの映像で見たことのある人も多いはずだ。


なぜそう呼ぶのかは知らない。

そこでネットで調べてみた。

http://gogen-allguide.com/ne/nekoguruma.html



・・・・だそうだ。(苦笑)

わかった様なわからないような・・・(^^;)


テレビ局などでも高いところにある通路をキャットウォークと言うらしいので、出所は同じなのかもしれない。(笑)



それにしても、いまやネットで何でも調べがつくので楽チンだ。
試験中の受験問題にまで回答をもらえる時代なのだ。
(←古新聞)
バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ! 



まあ、それはともかく、ずいぶん前にこんなものを買っておいた。


木馬の四方山ばなし-wheel


ねこ車の車輪である。

何に使うのかというと・・・・


ブルーサンダーこと、ヤマハWR250Rに取り付けるのだ。


別にこれをつけて走りたいわけではない。(笑)



なぜ、そんなことをするのか不思議に思う人も多いことだろう。


目的はこうだ。


基本的にWRは公道仕様として使っている。いわゆる林道ツーリング用だ。

しかし、ごくまれにはMXコースで遊んでも良いかなと思うときもある。

実際、5月連休に一度、筆おろし?をかねてMXコースを走らせてきた。


そのときは自走でコースまで行き、保安部品を最低限外した状態で遊んできた。
走行後は再び保安部品を取り付け、自走で帰宅したのは言うまでもない。


自走で行くとバイクを壊してはいけないし、自分自身も怪我をしてはいけないと言う自制心が働き、あまり無茶はしない。

そうした意味ではオイラのように、人と競うためではなく、気持ちよく汗をかくメタボライディングのライダーにはちょうどいい。


間違ってもマディ・コンディションなどでは走るつもりはない。そういう時は


ミニモトクロッサー、赤い三角子馬こと、

CRF150R2

を使えばいいのだ。



しかし、いくらコンディションのいいときしか使わないといっても、MXコースで走るためにいつも自走では遠いコースにはいけないし、何かトラブると帰ってこられなくなってしまう。

あるいは疲れてしまい、自走で帰るには危険を伴う場合だってあるかもしれない。


アクシデントはいつ何時我が身に降りかかるかはわからない。
長年のバイク歴の中で、いろんなことを経験したし、見聞きしてきた。


そんなわけで前置きがながぁ~くなったが、必要とあらば、MXコースに行くときにはWRをクルマに積んでいけるように準備しておきたい。

そのためのグッズと言うことだ。(^_^)v



だが、あいにくとオイラのクルマはちび4駆

ハイエースならいざ知らず、ちび4駆ではミニモトクロッサーのCRF150R2を積むときでさえ、ハンドルをおっぺして低くしてやらないと天井に使えてしまうくらいなのだ。

ましてやWRなど積めるわけがない。



しかし、それを可能にするのが、このネコ車なのだ。




オフロードバイクで最も背が高い部分はハンドル部分だ。

だから小さい車輪に付け替えることでぐっと高さは低くなる。



名付けて・・・・

ブルーサンダー号・ねこ車化計画

だ。

♪どんどんどんパフパフパフパフ♪


本来のフロントホイールの約半分の直径のネコ車の車輪。

木馬の四方山ばなし-comparison

これに付け替えることが出来れば、背が高い前周りがぐっと低くなり、なんとか車載可能となる。(^_^)v



問題は車輪をつけるためのアクスルシャフト。

ドイトなどを見て回っても手頃なサイズのものはなかなかない。

長いボルトは売っていても細すぎて車重を支えるには余りにも貧弱である。
それに車載状態ではタイダウンでフロントを引き絞るので、移動中はアクスルシャフトにはその荷重が常にかかったままとなるからなおさらだ。



そこで最後の手段。
例によって、くぁわいい後輩のドリー工業に頼んで作ってもらったのだ。(^^)v


勝手気ままなドリー工業も諸事情により、4月1日以降はあてには出来なくなるため、3月のうちに駆け込みで製作してもらったのだ。


しかし、ノギスでオリジナルシャフトを採寸して寸法を決めていたにもかかわらず、少しだけシャフトが太く、そのままではつかなかった。


そこで、先日少しだけ外径を追加工してもらっておいた。



今日、取り付け確認をしてみた。

当然、フロントブレーキは使えなくなるが、そこは仕方ない。


取り付けはほぼ問題なし。

木馬の四方山ばなし-wheei02
シャフトの抜け止めには、

通称「妊婦ピン」

正式名称は知らないが、ワンタッチで脱着できるピンを買ってきた。



サイドウォールがかすかにキャリパーにこするがこれまたさほど問題ではない。

木馬の四方山ばなし-wheel03



この状態で走行するわけではないし、積み卸しのごくわずかな距離を押し引きするだけだからだ。



幸い、なんとかうまくいきそうだ。

木馬の四方山ばなし-normal

木馬の四方山ばなし-neko


jこれだけたかさが低くなればちび4駆にも積めることだろう。


ばっちり。。。。(^_^)v







実は作業順序が逆だが、
ブルーサンダー号・ねこ車化計画
の前にもう一つやったことがある。



サイドスタンドスイッチの取り外しだ。

今時のバイクは、飛び出し防止のために、サイドスタンドがでている状態でギアを入れると点火系のラインをカットしてエンジンが止まるようになっている。
サイドスタンドをきちんとしまってからでないと、ギアを入れても走れないようにしているのだ。

そのためにサイドスタンドの状態を検知しているのがサイドスタンドスイッチ。


木馬の四方山ばなし-SW01

中央の黒いものがスイッチだ。



安全のためではあるが、ある意味、大きなお世話である。
そこで外してしまった。

転倒時にブーツのかかとでけっ飛ばして壊してしまいそうな場所についているので、万が一断線してしまうと、エンジンがかからなくなるおそれがあるのだ。


もちろん、外すのはすべて自己責任で、である。

木馬の四方山ばなし-SW02



しかし、単純に外しただけでは今度は常にサイドスタンドがでている状態と判定されてしまうため、ギアを入れたとたんにエンジンが止まってしまい、走行不能となる。
そこでスイッチ側のカプラを付け根でカットし、2本ある配線を短絡させる必要がある。(スイッチそのものはどうせ捨ててしまうので問題ない。)


被覆を剥いてねじるだけでも良いのだが、万が一、走行中にここが外れてしまうとその場でエンジンが止まることになる。(^_^;)

だから、念のため、半田付けをすることにした。

木馬の四方山ばなし-handagote

はんだごてを使ったのは何十年ぶりだろう。このはんだごてはまだ10代の頃にかったもの。

久しぶりにやった半田付けだが昔取った何とやら・・・・あっという間に終了。


木馬の四方山ばなし-handa


本当は仕上げに配線部分を熱収縮チューブで覆ってやろうと思ったのだが、うちにあったもののサイズが大きすぎて縮み切らないことが判明したので、普通の被覆テープで巻いて終了。


木馬の四方山ばなし-tube



この短絡させたカプラを元通り、配線に取り付ければOK。



木馬の四方山ばなし-SW03

木馬の四方山ばなし-after


だいぶすっきりした。(^_^)v


これでブルーサンダー号も準備OK。(^_^)v