今日はまったり朝寝坊。
10時くらいからバイクいじりだ。
ブルーサンダーこと、WR250Rにナビをつける作業だ。
今や、コンパクトなGPSナビが手頃な値段で手に入る時代だ。活用しない手はない。
少し前に通勤用のFORZA用としてホンダが出しているキットを本体ごと購入した。
ホンダ純正キットでは画像拡大や音声のリモコンスイッチがつくようになっているが、WRにはそんなものはいらないので、純正配線はあくまでもFORZA用として使用し、WRにはナビの発売元が出している汎用のアダプター(クレードルという)を購入した。
こいつをつけるためには汎用のステーをハンドルマウントするのが最も簡単だが、何しろぶしょったい。
それに重量物をハンドルからオーバーハングさせてつけるなんてバイクの性能をスポイルするだけだ。
それに本格的にコースを走るときは外すとしても林道程度ならばつけたまま走行したいので振動対策にも万全を期したい。
そこでハンドルクランプにベースステーを共締めし、それに本体をラバーマウントする方式を採用することにした。
可愛い?後輩のドリー率いる?ドリー工業がまずはトライアル用ステーを作ってくれた。
視認性を考えたらもう少し角度をつけた方がいいのだが、作りやすさと走行中のアクシデントでトラブらないようにあまり出っ張らず、高さを低く抑えたいため、まずは、フラットなステーで確認することにしたのだ。
まずは仮づけ。
うん、結構まじめに寸法を測って決めたので取り付けに関してはまったく問題なし。
心配していた高さも、まあまあ許容範囲。
お次は配線
大昔のバイクならいざ知らず、今時のバイクは常時点灯なのでメーター照明にくる電源を拾うのラクチン・・・・・・のはずが、WRは今時すぎてデジタルメーターなんだよね。(^_^;
昔のバイクならメーターについている豆球のソケットからたどればあっという間なんだが・・・・・・・どれが何の信号なのかもわからない。(^_^;
下手なことをするととんでもないことになりかねない。ましてや燃料噴射システムを持つバイクだ。エンジン始動も電気次第だ・・・・・
慎重にメーター裏側の防水カプラを外してみる。
外した状態でもエンジンはかかるので点火や燃料噴射とは関係ないラインのようなのでこの中のどこかに割り込ませるのが無難だ。
ひとつずつはめ戻してチェックしていくと、デジタルメーターへの電源のあるカプラーを特定することができたので、ここに割り込ませることにした。
検電ドライバーを使ってチェックする。
車体でアースをとりながらカプラの電極に射していく。
4極のうち二つがメインスイッチONで、電源が来ることがわかった。
12Vが来ていると柄の内部にあるライトが赤く点灯するのだ。
しかし、そのうちのひとつは常時12Vが来ている。おそらくデジタルメーターのメモリ保持用のラインなのだろう。
ここにつないでしまうと停車時にナビの電源を切り忘れるとエラいことになる。(^_^;
メインスイッチOFFで電源が切れるラインを選び目印にマジックでマーキング。
アースをとるラインも決めたらあとは割り込みカプラを使ってナビのマウントからのびる電源ケーブルをつなぐだけ。
たいした作業ではない。
むしろ問題はこのあと。こと、このバイクに関しては最大の難関といってもいい。
汎用のナビだけに配線の長さが無駄に長い。。
一度切って詰めるという手もあるが、ノイズが乗ったり継ぎ目から水が入ったりという心配のあるのでまずはそのまま試してみる。
しかし、もともと小さなヘッドライトの裏側にはどうやっても収まらない。。。。
ひとしきり考えた末に、音声用のラインを分岐からカットすることにした。
ZUMO660というのは音声機能があり、この汎用クレードルにも電源ラインのほかに、マイクとイヤホンをつなぐラインがついていてそれぞれにミニジャックがある。
最初はこれらも束ねていたのだが、どのみち、このバイクでは音声ガイドを使う気はないので潔く切断。
切断面に防水処理をして束ねなおしてみるとだいぶすっきり。。。
束ねたボリュームは約半分になった。
何とかぎりぎりヘットライト裏に配線を押し込むことに成功した。(^_^)v
取り付け後は肝心のナビの視認性確認のため、近所を1時間ほど走り回ってみた。
やはりフラットな取り付けでは視認性がかなり落ちる。
ナビのバックライトを最強にしてみたが太陽光の反射で走行中のポジションからの視認性はかなり厳しい。
メーターと同様に15度程度は起こしてやらないと実用性は低そうだ。
角度をつけたタイプを作るにはいくつか方法があるが、アルミの削りだしに挑戦するようかなー。。。
明日、図面書くのであとはよろしく~>>ドリーちゃん(^_^)v