MotoGPとF1 | 木馬の四方山ばなし

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今年はアイルランドの火山の影響で、MotoGPが半年順延となったため、期せずして2輪と4輪の世界最高峰レースを2週続けて撮る事になった。

以前から思っていたことの再確認も含めて、両者の違いなどを。。。


まずは、F1。
バーニーちゃんの策略どおりなんだろうけどもとにかく「ハイソ」なイメージを保つことで「F1」というブランド価値を高めることに成功している。

文化としては英国主導型と言えるだろう。


対して2輪はというと、かつてはF1同様にイギリス文化の匂いが色濃かったはずだが、いまやイタリア、スペイン文化の世界にとって変わられている。

コンチネンタル・サーカスという言葉を聞かなくなって久しいが、まあ、そういうことなのだろう。


興行的に成功を続けているのは間違いなくF1だろう。


この世界的な不景気の中にあっても、これだけの高級感を演出できるのだ。


MotoGPは年々人気がなくなっている感じ。


実際見ていても、MotoGPクラスは世界最高峰といいながら出走台数も少ないし、ホンの数名のライダーを除けば走りもイマイチ。。。。


F1はというと、台数は24台とびっくりするほど多いわけではないが、
絶対的なラップタイムが速いため、コースサイドで見ていてもすぐにまたやってくるのであまり退屈しないで済む。


もちろん、ドライバーやマシンの差は2輪同様に歴然としたものがあり、遅いチームはトップにあっと言うまにラップされてしまう。

それでも4輪は遅くても「絵」になるし、甲高いエンジン音でごまかされている部分もある。


2輪では遅い選手の走りは見るからに遅く、ひと目でわかってしまう点がなんともいただけない。。。orz


そして悔しいのがスタンドを埋め尽くすほどの観客。。。。

2輪では閑古鳥が鳴いていそうな感じだ。


満員のスタンドならば背景としてもすごく絵になるんだよなー。。。


やっぱりマスプロモデルの1000ccを許容してでも出走台数を増やすことが、手っ取り早くMotoGPクラスを盛り上げる近道かもしれないなー。。。。