スローシャッターと「絵」 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

昨年くらいまでは技術としてのスローシャッターを身につけることばかりを考えていた。


「センス」に自信のないおいらとしては「技術」で何とか人並みの写真を撮れるようになりたいと思っているのである。


撮影していても、

今日は絶対に1/100よりも速いシャッターは切らないぞ

みたいな練習モードだったりして・・・・(^^;)


確かに練習としては有効だし、いったん1ケタ分の1くらいで撮影したあとに、20分の1とか、40分の1にすると割と撮りやすくて、上達のためのステップとしては悪くないと思っている。


だけど、最近は少しは打率もあがってきたこともあり、仕上がった「絵」がどうなるかを意識するようになって来た。


1桁分の1あたりのシャッター速度でそれなりに「止まって」いると、そこそこ「撮れた」という自己満足はあるけど、「絵」としてはどれもこれもみな同じ感じで、


抽象画


みたいになってしまう。


本当に「芯」の部分をバシッと決められればいいのだろうが、なかなかそうそうはうまくいかないものだ。
プロの写真集などを見ても、そういうカットには滅多にお目にかかれない。
そのくらい難易度が高いと言うことだ。


そんなこともあり、練習としての位置づけで相変わらずスローでの撮影はするけど、残したい「絵」を撮るためにはむしろ、


背景
光の回り具合


を重視して、ほどほどのシャッター速度で撮影をするようになってきた。(少しだけどね・・・)



でも、結果を見るとまだまだ。
やることが中途半端だったり、狙いがそもそも的はずれだったり・・・

いやいや、なかなかに難しいけどその分、まだまだ伸びシロがあるとも思えて楽しい。(負け惜しみじゃないよ・・・)



なまじ、撮影の間があくと新しい機材に目移りしたりしがちだが、冷静に考えれば今の機材でも十分すぎるほどだということが判る。


まだまだやることはいっぱいあるのだ。。。。


さあ、今週末もガンバロー。。。