今月はライディングスポーツが送られてきた。
編集長が年間購読プレゼントの件を三栄書房に再度連絡してくれたのだろう。
感謝感謝。
ただし、友人からの情報どおり、瀬谷カメラマン指導の写真教室の告知&募集はなかった。
先月号もそうだったし、今月号もそうだ。
やはり、これだけ読者の反応が鈍いと雑誌として企画する意義がないのだろう。
正式決定はまだだが、残る2戦での開催もほぼ100%ないものと思っていたほうがよさそうだ。
話は今月号。
サンマリノGPでの富沢のアクシデントを受けて、今月号はかなりの紙面を富沢への追悼記事が占めている。
在りし日の写真や幼い頃のポケバイ時代の写真もあって、一つ一つ眺めているとなんとなく沈んだ気分になる。
そんな気持ちの中で、ぱらぱらとページをめくっていて脈絡もなく気づいたことがある。
22ページ。芳賀ノリの走行中写真。
WSBの記事だ。
撮影カメラマンは
ケル・エッジ
以前、編集長がヨーロッパでの画像は彼に任せている?というようなことを言っていたことを思い出した。
編集長いわく、
あんまり写真はうまくないけど、とにかくレース界での人脈が広いので取材する上で重宝している。
とのことだった。
しかし、このカットを見る限り、なかなかカッコいいカットである。
下手だなんてとんでもない。
(まあ、プロなんだから当たり前といえばそれまでだが。)
そういえば、GPカメラマンの木引さんが以前言っていたことを思い出した。
最近のヨーロッパ人カメラマンは露出をオーバー気味で撮る傾向があるそうだ。
ほとんどのカメラマンは、デジタル化してからはシロ飛びしやすいデジタルならではの特性もあり、ややアンダー目に撮るのが標準だったのだが、最近は顕著に露出が変わっているらしい。
木引氏いわく、
最初は、(オーバー露出気味のカットを見せられると)なんだ、このへたくそな写真は・・・・と思っていたんだけど、何度も見ていると、以外にいいんだよ。
だそうだ。
今回、ライスポでボクが目を惹かれたカットもややオーバー気味。
でも、確かにカッコいいと思う。
ボクは写真に関しては素人だ。
難しい理屈はわからないので素直に感じるままにいい、わるいをセレクトするのだが、これは間違いなくカッコいいと思う。。。
う~ん。
ボクも無条件で、いつも3分の1段くらいアンダー方向にすることが多いけど、すこし変えてみても良いかな。。。
今週末のもてぎで試してみよう。