冬の間は毎週のようにスキーに出かけ、シーズン前半は主に練習、後半は試合の連続。
そんな中で滑りの質を向上させることも大事だが、何よりも疲れをためないようにすることが重要である。
今シーズンは比較的、腰への負荷をかけ過ぎないように適度に休息を取って来た。
しかし、完全にスキーに対するモティベーションが切れ、カメラ機材を担いで歩き回ることにまだ体が順応しきっていないところに持ってきて、世界グランプリの延期。。。。
ボク自身にはさほどの自覚症状は無かったのだが体は正直なモノで、緊張の糸が切れるかのように、腰痛大爆発である。
職場の仲間には申し訳ないが、GPのために取るはずだった休みを腰痛のために取らせてもらった。とほほほ。
しかし、そのおかげと言っては何だが、まるでセレクトが進んでいなかった、全日本ロードレース開幕戦@筑波サーキットと鈴鹿2&4の画像の選別がかなり進んだ。ほぼ9割くらい終わったと言ってもいいだろう。
これぞ、まさしく怪我の功名・・・
バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ!
いやいや洒落ている場合ではない。
じっとしていると腰がバキバキだ。
かといって動かせばいいと言うわけではない。早い動きは命取りだ。ゆっくりとストレッチのようにいろんな方向に腰を伸ばす。
寝るときは横向きになって丸まっているのが腰が伸びるので一番楽な姿勢である。
そんなわけでパソコンの前でもじっとしているわけにも行かず、絶えずもじもじしながらの画像選別となった。(苦笑)
まずは筑波。
125ccでは伸び盛りの高校生ライダーが優勝し、JSBでも若手の期待の星である巧が勝った。
ST600でも同じく若手の中上が良い走りをして優勝。
しかし、その中上を最後まで苦しめたのがベテランの荒垣だ。特に気温・路面温度共に上昇した予選ではピレリタイヤとのマッチングが良かったらしく、ぶっちぎりだった。
一転して肌寒い陽気となった決勝では終盤に中上にかわされはしたもののなかなかに良い走りだった。
今後も良い意味で「若手の壁」となって立ちはだかって欲しいものだ。
変わって鈴鹿2&4。
フォーミュラ・ニッポンの決勝レースは見ないで帰ってきてしまったが、JSBはきっちり?撮影した。
予選で転倒した亀谷はタイムこそトップグループに遜色ないが、スターティンググリッドは後方。
後ろからの追い上げ、しかもたった14ラップの超スプリントレースではさすが上位には手が届かなかった。
トップグループを形成したのは予選トップの秋吉と、開幕を制した巧。そして2年連続チャンピオンの中須賀。
終盤では中須賀がトップに立ち、鈴鹿フルコースでの初優勝かと思いきや、シケインでミスし巧にかわされてしまった。
そして最終ラップ。ボクはS字にいたので場内放送を聞いただけだが、秋吉が一気まくりで優勝した。
130Rで中須賀をかわし、シケイン突っ込みで巧をかわして勝ったらしい。
秋吉も昨年の8耐以来、どうにも歯車がかみ合わなかったが、これで少しは戻ってくれると良いのだが。
若手を相手におとなげない勝ち方とも言えるが、それだけ余裕がなかったのだろう。
こちらも良い意味で若手の壁として立ちはだかって欲しいものだ。