昔、我が家にあった温度計。
壁掛けタイプだ。
温度計の端には小さなアマガエルの作り物が貼り付けてあった。
このアマガエル。表面がざらざらしていて、空気中の湿度に反応して色が変わった。
簡易的な天気予報だと教わった記憶がある。
子供心になぜ色が変わるのか、なぜ色が変わると雨の予報になるのかが理解できなかった。
今日、お昼時には湿気をはらんだ風が吹き始めた。
ああ、もうすぐ雨がくるなぁ。。。
そう思ってから30分もしないうちに雨粒が落ち始め、あたりを埃っぽい匂いに変えた。
ボクは雨の降り始めの埃っぽい匂いが嫌いではない。
今日、その匂いをかいだ瞬間にふと、アマガエルのことを思い出した。
たしか温度計とセットになっているものだけではなく、単体の置物のようなものもあったように思う。
今なら、安い値段でデジタルの気圧計が買えるのではるかに高精度?な天気の推移を予測できるけどね。。。。