日常の足 | 木馬の四方山ばなし

木馬の四方山ばなし

趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

毎日の通勤に大活躍のフォルツァ。


先週末に後側のプーリーを外した。
ベアリングが傷んでいるのでその交換のためだ。


http://ameblo.jp/mokuba-red/entry-10336344400.html


友人にお願いしてベアリングの交換してもらったので、ようやく組み立てだ。



その前にベルト室がオイルだらけだったこともあり、パーツクリーナーで汚れを取りつつ、もう一度チェック。


どうやらクランク側からのオイル漏れではなさそうだ。
ミッションケースの合わせ面でもなさそうだが、プーリーをつけるシャフトのオイルシールでもなさそうだ。


はて・・・・?????


かといってミッションまでバラすのは面倒くさいので、とりあえずクリーナーで洗浄し、ミッションオイル量のチェックがてら、交換することにした。


ドレンボルトをしたから覗いて探す。


木馬の四方山ばなし-drain bolt

あった。





まずはオイルを抜く。


木馬の四方山ばなし-drained oil

少々金属粉が混じっているが、量はそこそこ。確か規定量は200cc位なのでそれほどひどく減っていたわけではなさそうだ。


・・・・となると、オイル漏れはやはりクランク側なのだろうか・・・・(^^;)




何はともあれ、オイルの注入口とレベルチェックボルトを探す。


後ろの下から覗いたら見つかった。(^_^)v


木馬の四方山ばなし-check bolt

そして注入口は小さいため、100円ショップで買っておいたオイル差しにオイルを入れてから注入。


木馬の四方山ばなし-oil filler


ま、ミッションオイルに関してはこれでしばらく様子を見よう。


お次はいよいよプーリーの組み付けとNEWベルトの装着だ。



しかしここで大問題が発覚っ!!



前回の分解の際にエンジンオイルを交換したので、オイル交換後にプーリーやベルトがついていない状態で一度エンジンをかけたのが災いしたのだと思うが、前側のプーリー位置ががトップレシオになっていた。


要するに前の奥側のプーリーがせり出してきているのでベルトを挟んだ状態で、外側のプーリーを軸にかけられないのだ。



ボクのフォルツァはウエイトローラーによる遠心力で変速するタイプではなく、コンピュータ制御によってモーターを駆動してプーリーを動かして変速するタイプだ。
だから、力ずくで押し返そうとしても無駄だ。



こまった・・・・・・
正直、途方に暮れた・・・・

どうしよう・・・・・




でも、前側のプーリー周りを全部分解するのは大仕事だ。
やり方もよくわからない。
センサーとかがあるのでいい加減にいじると、帰ってトラブルのモトだ。



気を取り直して、いろいろ考えた結果、いったんベルトを外してクランクシャフトがフリーに回る状態にして、レシオのリセットをやってみることにした。


この作業は、ベルト交換をした際にはやることになっている。

摩耗していたベルトが新しくなるとベルトの幅が僅かとはいえ、違うため、そのままではレシオがずれてしまう。


それを初期状態にリセットする作業だ。




作業手順はマニュアルを事前に調べてあるし、以前のベルト交換の際にもやったことがある。


しかし、リセットをしたとしても、いったん作動させたあとに無事にプーリーがLOWポジションで止まってくれればOKなのだが、もちろん確証はない。
だが、今できることで思いつくのはこれしかない。


祈るような思いでリセットを行い、エンジンを止めたあとでおそるおそるプーリー周りをのぞき込んだ。


やったぁ~。

良かった。無事にLOWポジションに戻っていた。


木馬の四方山ばなし-low position


これであとは普通にくみ上げるだけだ。


新しいベルトを入れ、前後のプーリーを締め上げて中身は作業終了。


木馬の四方山ばなし-tightening



次にカバーをつけようとして更に問題発生。


漏れていたオイルのせいだと思うのだが、ベルト室のカバーのゴムパッキンが膨潤してカバーにきれいに収まらなくなっていた。


しかし、こんなのは些細な問題だ。
余った分をちょん切ればOKだ。(爆)


木馬の四方山ばなし-rubber

ためらいもなく余分なゴムパッキンをカットし、クリア。


あとはバラした際のボルトが余らないようにチェックしながら部品をくみ上げていく。


最後に新しいベルトがきちんと装着できたところで、仕上げにレシオのリセット作業をもう一度行い。すべて終了。



木馬の四方山ばなし-reset
リセット作業は付属のカプラで、コントロールラインのカプラを一時的に断線状態にしてやる。

やり方さえ知っていれば簡単な作業だ。




ベアリングからのシャラシャラ音は静かになったのだが、今度は前側からのコツコツというかなり大きめの音が気になる。


たぶん前側プーリーの可動部分にコッターキーが入っているのだが、その溝がおそらく摩耗?変形?で拡がり、コッターとの間で叩かれる音だろう。


まあ、すぐにどうなるわけではないはずなので、今日のところはそのまま。


ただし、今後は要注意ポイントではある。無事に10万km超えを目指すためには。




ま、ヘルメットをかぶってしまえば都合の悪い音は聞こえないから大丈夫大丈夫。(^_^)v