今日の練習テーマは「STEADY」だ。
来月、5年ぶり?にでるエンデューロ。しかも夏の盛りだ。バテないわけがない。
大昔、20代の頃でさえ、ふらふらになった。熱中症だったのかも知れない。
そのころのライディングは、下手なくせにとにかく目一杯。突っ込むだけ突っ込む。そしてスタックポイントで動けなくなると一気に体力を消耗してあえなく終了というパターンだった。
今も速さに関しては大して進歩はないが、少し余裕を残して楽に走ることをおぼえた。
長丁場のレースになればなるほど、コンスタントに走ることが大事だ。
転倒すると、バイクを起こし、エンジンの始動に手間取り、そこでまた体力を消耗するという負のスパイラルにはいる。
だから、ちょっと押さえた走りで転ばない走りが、結局は速い。
もちろん、テクニックも体力もある人はガンガン行った方が速いに決まっている。
しかし、ボクは自他共に認めるへタレライダーだ。(苦笑)
自分の腕前はわきまえている。
もちろん、経験値は若い頃よりも上がっているので路面を読む能力は向上している。だから、それを駆使して、危ないところは押さえて、いけるところだけ開けていく。
そんなライディングが今日のテーマだ。
付け加えるなら、出来るだけ一回のスティントを長く引っ張る様にした。
何せ、真夏のエンデューロは12時間耐久だという。これを6名で走るらしいのだが、単純計算でもひとり2時間。
しかも炎天下。
こりゃー、相当しんどいぜ。
今日はもう一つ確認する項目があった。
ネックガード
5月連休に初めてまともに使ったが、サイズが合わないのか、装着すると微妙に頸動脈を締めつけられるので走っているといくらもたたないうちに頭に血が上ってしまい、思考力が落ちてくるのだ。
連休後に、頸動脈を圧迫しているあたりを削ってみた。
改造後、今日、初トライだ。
結果は良好。(^_^)v
特にクビが締め付けられることもなく走ることが出来た。
これを装着していれば転倒時などにクビが前後に振られてもある程度は保護してくれそうだ。
午前中はかなりマディーの残る中での走行。
まず、30分。
一見、グリップしそうな路面でもまだ誰も走っていない状況のため、ひとたびタイヤを入れるとフロントから救われそうになる。
かなり押さえ気味に、体の慣らしもかねて走行。押さえすぎてエンストすること2回。ま、これはご愛敬。
約15分の休憩後、再び走行開始。
だいぶ気温も上がってきたので少しずつ路面も乾いてきた。
それに走ったラインは水がはけて走りやすくなった。
しかし、楽なラインだけを走っていては練習にならない。
あえて、轍をハズしてみたり、インベタ、アウト回りなどいろいろ変化をつけて走った。
お昼休憩の12時まで45分間。転倒もなく、ステディに走った。(速くはないけどね。)
1時間のお昼休みを挟んで、午後の走行。
結構疲れてきているし、気温が上がってきており、ばてそうなので、とりあえず、30分の走行。
コースコンディションはどんどん良くなってきているので午前中よりも少しずつペースが上がる。
ペースが上がると、ふとしたミスでマシンが振られたときに押さえ込むのに必要な筋力、体力が増える。
途中で、余裕がないなーと感じたときにはあえてペースダウンしながらの30分間だった。
10分間の休憩の後、最後のスティントのつもりで走行再開。
フルサイズに乗るライダーが3名来ていた。
当然、ボクよりもずっとうまい。
走行開始後、10分目くらいにそのうちのひとりが同じコースを走行し出す。
後ろから来た彼に道を譲って前に出す。
しかし、無理をしたつもりはないのだが、やはり自分よりも速いライダーが前にいたら、少しでもテクニックを盗もうとおいたくなるのは心情というモノ。
大して頑張ったつもりもないのだが、どうということもない場所でスリップダウン。
明らかにマシンを押さえ込むだけの体力が残っていないことを実感。
このスティントは20分は走ろうと思っていたのだが、ここは素直に終了にすることにした。
一休みしたあと、洗車して撤収。
トータルでは、
30分
45分
30分
15分
目標の2時間には足らないが、久しぶりのライディングと言うこともあり、まあこんなモノだろう。
今日は、テーマがテーマだけに無駄なスタンディングは避けて、極力ベタ座りでのライディングを心がけた。
そのせいなのかは不明だが、尾てい骨のあたりがヒリヒリする。(笑)
すりむけたかなー(爆)
赤い三角木馬、復活だ。
バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ!