あじさいの詩 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

先週後半から週末にかけてはよくが降った。


朝の通勤時に見る光景も暗鬱なものだった。


灰色の空
鉛色の海


いつもは工業地帯や、出来た当初は観光スポット並みにもてはやされた高速道路の橋が見える。

でも金曜の朝の視程はいくらもなかった。


遠くに視線を移しても、空と海がその境目すらはっきりせず、いつの間にか溶け合っている光景が見えるだけだ。


木曜からの雨。

木曜の晩はかなり降られた。

しかし、先週からカッパを替えた。


普段からバイク通勤の身としては、通勤用のカッパを常に2~3セットは持っている。安売りしている時にスペアを買っておくのだ。

真冬用は、フル防寒体制の上からでも着られるように本来のサイズよりも2~3サイズ大きいものを使う。
夏場は1サイズ大きいもの。

大体こんな感じだ。


連日の雨で濡れた合羽を着たくない時などにも複数持っていると助かる。

これまでメインで使ってきたカッパはかれこれ5年以上は使っていたはずだ。
撥水性が全くなくなり、ぬれるとべったりと生地そのものが水を吸って重くなる。
いい加減、お役ご免だ。

代わりに、昨夏に北海道に行った際に一度使っただけのカッパを通勤用にした。


真新しいカッパは良い。
水滴をきれいにはじくし、カッパ自体も鮮やかな色を保っている。
雨の中のライディングも楽しくなるから不思議だ。

ボクは被視認性を考えてバイク用のカッパは黄色を選ぶようにしている。
真新しいカッパの黄色はまぶしいくらいだ。


先週はまだ小さく、色づきもまだまだだったあじさいたちが今朝はだいぶ勢いづいていた。

雨の季節。
あじさいの季節だ。


傍らのあじさいを愛でる、気持ちの余裕を持ったライディングを心がけるとしよう。