今朝は6時に起きて早いうちにスクーターのホイールを外す事にした。
朝飯の前にちゃっちゃとやっつけて、単品でバイク屋に持っていく予定だった。
このフォルツァに乗り換えてからはホイール外しはいつもショップにお任せだったが、以前乗っていたスクーターではいつもやっていたので手慣れたものだ。
まずはリアから。
マフラーを止めているボルトを3本とジョイントのボルトを緩めればマフラーが抜き取れる。
お次はリアフォーク。これまたボルトを3本緩めればOK
・・・・・の筈だった。
しかし、エンジンに締め付けてあるうちの下側がどうにもゆるむ気配がない。
エクテンションバーを使って、一気に力を入れれば普通は「パキッ」という感じでゆるむのだが、駄目だ。
まわるにはまわるがぬるぬるした感触。
嫌な予感。。。。。。
しかし、緩めないわけには行かないので回していくと、ボルトがねじ切れた。
どうりで今朝の占いは思わしくなかったわけだ。(T_T)
去年、ショップでタイヤ交換をした際に締め付けてもらったのが最後だが、どうやら斜めになったままのボルトを無理矢理締め込んであったようだ。
くっそーっ!!
ふざけんなよ。
ドライバースタンド2輪館っっ!!
しかし、一年近くも前のことだ今更文句を言っても相手にされないし、かえって不愉快になるだけなのは目に見えている。
とにもかくにもホイールを外した。
フロントも外すのでクルマの車載工具のジャッキを使って持ち上げる。
ボルトのねじ切れた件はともかく、前後ホイールをクルマに積み、そのドラスタ2輪館に持っていき、タイヤを交換してもらう。
(フロントはともかく、リアはスリック状態・・・・
こりゃ、いつパンクしても文句は言えんなぁ・・・・・)
嫌みのひとつもいいたいところだったが、どうせのれんに腕押し。
ぐっとこらえたよ。(T_T)
お昼に帰宅し、とりあえず、フロントタイヤだけは装着。
その後は都内に用事があるので、今度はアフリカツインで出かけた。
用足しを済ませたあとは我孫子にある原工具によってお助けグッズを買ってきた。
エキストラクターのセットとタップハンドルだ。
エキストラクターとは折れたボルトにドリルで下穴を開け、そこにたたき込んで折れた破片を抜くための道具だ。
更に念のため、買ってきたのがこれ。
ヘリサートセット
折れたボルトのネジサイズは10mm。ピッチは細目(=1.25)。
しかし、ボルトが折れるほどネジ部がかじっている以上、エキストラクタで無事に残ったボルトを取ることが出来たとしても、雌ねじはおそらく山がつぶれていて再使用は不可能だろう。
雌ねじはアルミ製のクランクケースに直に切ってある。
ここが駄目になるとクランクケース交換となってしまう。
そこでヘリサートの登場だ。
ひとまわり大きな穴を開けてそこにネジを切り直し、コイル状の金属ワイヤーを入れることでもとの10mmネジサイズを再生する道具だ。
今日はここまでだ。
明日の朝、夜明けを待って作業再開だっ!!
ただし、不安は尽きない。エキストラクタを使っても無事に抜き取れるとは限らない。エキストラクタが負けて折れてしまうこともある。
そうなると最悪だ。もう、修正は絶対不可能。クランクケース交換以外の方法はなくなる。下手すると10万円コースだ。
それにタップハンドル。
手に入ったものは小さいもので強度的に不安が残る。ハンドルが先に壊れたら作業はそこで中断せざるを得ない。
さあ、緊迫の作業は明日、再開される。
果たして高い授業料はこれで払いきったことになるのかっ!?
はたまた、さらなる補講代?が請求されてしまうのかっ!?
明日の晩の続編を刮目して待てっ!!
今日のおまけ・・・・・
久しぶりに原工具に行ったので物欲を刺激された。
そしてつい買ってしまったのがこれ。
WERAのプラスドライバー、#1と#2だ。先端にチタンコーティングが施されたレーザーチップを持つ。
長年使ったKTCの安物?ドライバーがだいぶやれていたのだが、これでもう死ぬまでOKだ???
ご苦労さんっ!!