今日の試合。
今季はスランプなのはわかっている。
しかし、おとといの試合でマテリアルのせいではなく、自分に原因があることはわかった。
だから、今日はかなり気合いが入った。とにかくまっすぐ突っ込もうと思った。
本当はもっとスキーを走らせることにも気を配った動きが必要なのだが、いまはただ、まっすぐ。ただそれだけ。ラインを下手に上げることなく、ひたすらまっすぐ。
緩斜面中心の2本勝負の大回転。
結果は、まあ、90点だろう。今季の出来を考えれば・・・という枕詞はつくが。
実際のタイムはと言うとこんな感じだ。
同じクラスに長野から国体に出ている速い選手がいた。
1本目のラップは当然のように、そのN選手。44秒02
ボクはと言うと49秒後半。
少し速いセットになった2本目のラップもN選手。41秒台。
ボクのタイムは46秒前半。
N選手が2本合計で85秒ちょっとで滑ったコースをボクは95秒かかった計算だ。
でも、実力差を考えればもっと差がついてもおかしくない中、自分としては上出来だったと思う。
いつもいっしょに年に一度のこの試合に出る友人。
なかなか勝てなかったが、今年は1本目の0.4秒差を2本目でひっくり返して、トータルでわずか0.1秒の差ではあるが、勝つことが出来た。
友人も自分なりに納得できる滑りだったと言っていたので、その彼に勝てたのはメンタル面で大きい。
何かひとつカベを突き抜けた気がする。
もう、マテリアルのせいになんかしない。
良くも悪くもすべては自分の実力だ。
来週も草レースがある。今の気持ちを加速させて行きたい。
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