週末は久しぶりに基礎スキーの練習をしてきた。
元来、我流でずっとスキーをしてきたボクはシステマチックにスキーを教わったことはほとんど無い。
断片的な練習をしたことはあるが、基本的には好き勝手に楽しみながら滑りまくって居るウチに少しずつ上達したのだ。
だから、至る所に我流の癖がある。
今回は、あらためてプルークスタンスでの低速ずらし回しの運動がほとんど出来ないことを思い知らされた。
プルーク⇒プルー苦
である。(笑)
練習に適した板を持っていないので今回はノルディカ・ドーベルマンSLRというスラローム用の平板を持っていった。
165cmなので講師役の友人を含め、他のメンバーが履いている基礎用の板と長さ的にはほぼ同じである。
しかし、板をあおってみるとやはりずいぶんと違うモノだ。
基礎用のオールラウンドという板でもベンドカーブなど無いに等しく、板を合わせてベンドをつぶすのに親指と人差し指の2本だけ、しかも大して力もいらず、ペタペタをつぶすことが出来る。
加えてビンディングの取り付け位置が20mmは違う。基礎用の板の方が前に付いているのだ。
なるほど、これくらいフレックスが柔らかくてしかも乗る位置が前よりだとスムーズなスラし回しがやりやすいのだろう。
ただでさえ出来ないボクが反力の強い競技用の板を履いていたのでは、なおさら出来ないわけだわ。(笑)
かといって、基礎板を買うのは勿体ないので、今回履いたスラロームの予備板を今後はフリーの練習用にでもしようと思う。
そのうち、ベースのビベリング角を1度程度にだらしてみよう。
このご時世だ。あるモノをせいぜい有効に活用することを考えよう。