この数日、猛烈に迷っている。
今週末に菅生で行われる全日本モトクロスの最終戦を撮影に行くかどうかだ。
今年の春からもう、行くものとして予定に組み込んであったのだがここに来て大いに迷っている・・・・
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モトクロスの撮影(仲間内の「ごっこ」ではなく、全日本レベルのレースである。)は過去に2度だけ経験している。
いずれも埼玉のオフロードビレッジである。
今まで2回撮影した時は、2台の1Dに
24-70f2.8
70-200f2.8
をそれぞれつけっぱなしにして撮影した。砂や泥の多い環境でレンズ交換をしたくないからである。
しかし、今週末に行く予定の菅生でのモトクロスでは、この組み合わせだとロングレンジが力不足のような気がする。
つまり200mmでは届かない気がするのだ。
もう少し長くて機動性の高いレンズとしては、100-400f4.5-5.6を持っているのだが、このズームレンズは直動式なので焦点距離によって全長が変わり、非常に使いづらい。バランスが変わるからだ。
上が70-200mmレンズ。下が100-400mmレンズだ。
焦点距離的にはこの程度で十分ではあるのだが、このレンズにはもう一つ欠点がある。
直動式であるが故に構造的に、雨や砂、泥を噛み込みやすいのだ。
だから、今年の6月のトライアルの時には70-200を使用したくらいだ。
もっともトライアルの時は天気が悪いことと、薄暗い森の中での撮影を考えて「明るいレンズ」であることを優先したという事情もある。
このレンズは少々重いが、ズームリングを操作して焦点距離を変えても全長が変わらないのでバランスも変化しないし、防滴効果も直動式よりは期待できる点がいい。(とはいえ、所詮ズームレンズなので単焦点と比べると防滴性も落ちるとは思うけど)
望遠側に関して言えば、500mmと600mmを所有する今となっては、100-400にさらにテレコンをかまして撮影することはまず無い。
・・・であるならば、70-200f2.8にテレコンを噛ませばすむではないか・・・
先日の岡山で、今更のように思いついた。
しかし、純正テレコンの1.4倍はつけられるが、2倍のものはつけられないことをこの時初めて知った。
屋外使用のことを考えると直動式の100-400f4.5-5.6よりは、70-200f2.8に2倍テレコンをかまして、140-400f5.6として使う方が使いやすい。
ってなわけで、70-200にもつけられる2倍テレコンということで、ケンコーのものを買おうかどうしようかと思い悩んでいた。
しかし、ふと思い立ってキヤノンのHPでくだんの2倍テレコンの製品情報を見てみると、70-200レンズへの装着も可能とある。
んん????
あれあれ~と思いつつも現物を出して改めて眺めてみると確かにつきそうだ。
実際にはめてみる。
なんだ、付くジャン。(笑)
岡山でつかない~とじたばたしていたのは何だったんだろう。
やはり冷たい雨に気力と体力だけでなく、知力までも奪われていたようだ。(爆)
この70-200mmというレンズ、100-400mmレンズよりはかなり重いのだが、こちらの方が使い慣れている。
ってなわけで、週末のモトクロス撮影には、
24-70mmf2.8
70-200f2.8
の2本に1.4倍、2倍のテレコンを持っていけばすみそうだ。
菅生のモトクロスコースは始めていくのだが、かなり高低差があるところなので、少しでも身軽にしておいた方がいいだろう。
おそらくスパイク付きの長靴も活躍するに違いない。
もともと土曜の日帰り(両夜行)のつもりだった。
しかし、昨日の朝までの天気予報では土曜の降水確率90%。日曜は20%。
めげそうである。
しかし、昨日の晩の予報では天気の回復が早まり、土曜の降水確率が30%程度まで下がってきた。
こうなると俄然、やる気がでてくる。
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・・・・だが、しかし、直前になって別の誘惑が・・・・
う~ん、ど~しよ~。
悩ましい。
このところ、泊まりがけで出かけるのが続いていたこともあり、やめようか・・・
どう~しよ~。