ステップワゴンから乗り換えた、ミッドシップ・4WD・ターボ。
先日、書いたように、ディーラーのチョンボでオーディオの発注がもれていた関係で、オーディオレスの状態で一旦納車された。
先週末のことだ。
まあ、ラジオも何もないが慣らしをする間はかえって各部の「音」のチェックが出来るから・・・
・・・と言うことで高速も含めて少し走り回ってみた。
意外に静かである。
もちろん、軽にしては・・・・という枕詞はつく。
ロードノイズはかつて乗ったことのある、トゥデイに較べるとはるかに良くなっている。さすがに車重が2倍近くになっているだけのことはある。(爆)
ターボのタービン音はほとんど聞こえないレベルだ。
しかし、仕方ないことだとは言え、あちこちが、かちゃかちゃする安っぽさが軽自動車であることを主張している。部品がビビっていたりするのは時間をかけて場所を特定し、振動しないように改善していこうと思う。
ブレーキペダルのピボット部分がこすれてペダル操作の度にかちゃかちゃなるのは安っぽさを助長するので頂けない。
そのうち、グリスUPすることにしよう。
まあ、でも実用車と割り切ればこんなものだろう。
運転席側のドアの内張内部でかたかたびびるのは早速直して貰った。
あとはミラーがビビるのか、カラカラと音がする。これはお店がミラー内部と判断したらしく、交換用のミラーを取り寄せてくれているところだ。
全体的なロードノイズはやはり仕方ない。路面にもよるが少しあれ気味の路面では100km/h出すとかなりうるさく感じる。通常の綺麗な路面なら100km/h程度なら我慢の範疇。オーディオやナビの案内の音も普通に聞き取れる。
また、心配していた動力性能もほとんど空荷の状態ではまあ、及第点だ。
週末にキャリアを買ってきたので冬場は大きなジェットバッグを背負って走ることになるだろうが、高速道路でも危険を感じない程度には走れそうだ。
さすがに100km/hを超える速度を出そうとするとアクセルを深く踏み込む必要があり、非力さを感じるが、普通に走る分には十分だ。
・・・とは言え、高速道路の上り坂では苦しそうではあるが・・・・(関越・赤城の上りは登坂車線が定位置だな・・・)
しかし、乗りごごちは「バン」そのものだ。
リジッドアクスルの乗り味がそのまま出ている。段差があると吹っ飛ぶ感じではねまくる。
しかもタイヤ径が小さいのでグリップレベルが低く、短いホイールベースと相まって、コーナーでの限界は低く挙動はトリッキーだ。
気づかないうちにアクセルが弛み、安全運転に切り替わる自動セイフティ装置付だ。(爆)
すぐになれるとは思うが、違和感があるのが、EPS。
電動式パワステだ。
ミッドシップマウントのエンジンなので、油圧系統がフロントにはないこともあり、電気式のパワステシステムを採用することは至極当然の成り行きだとは思う。
しかし、こいつのセッティングがちょっと癖がある。
30km/hくらいまでの低速ではハンドルがそれこそ、指一本で回せるくらいである。
それが70km/hを超えると急に手応えが重くなるので違和感ありまくり。
もっとも2週間もすれば慣れてしまうと思うが。
それから、ブレーキがアシストシステム付きと言うが、そもそものレシオが低いのか、一生懸命踏んでも制動力がものたらぁ~ん。
それに今どき、リアがドラムなんてあり得ないだろう。車重が1tonを超えている車体に対して、リーディング/トレーリングなんて安全に対する冒涜だ。(笑)
スクーターなどと同じで、軽自動車に乗るドライバーの力量を考慮して、ロックしにくい設定なのだろうか?
でも、せっかくABSも装備している筈なんだから、もう少し食い付きの良いセッティングにして欲しいものだ。
ドラムがゆえにあたりがつくのに時間がかかったのかも知れないが、走り初めの数十キロの走行では意識して一生懸命踏み込まないと止まらなかった。
あたりがついてからはまあ、こんなものか程度の制動力はあるのだが・・・・
それから燃費。
やはり排気量が小さい分だけ、走行パターンに左右される要素がかなり大きいようだ。
街乗りと、渋滞を含む首都高速をエアコンONで走行したら、約9km/L。
エアコンオフで空いている首都高速を100km/h程度大人しく流すと、約12km/L程度。
ま、こんなモンだろうな。
燃費よりも航続距離が短いのが少々鬱陶しい。
タンク容量が36Lしかないので、10km/lとすると300kmを超えたら給油する位のタイミングだろう。
個人的には一気に走ることが多いので、400km以上の航続距離が欲しいところだが、
もう若くないんだからマメに休憩を取りなさい!!
と言うことだと理解しよう。(苦笑)
かれこれ走行距離も500kmを超えて足回りの硬さも少し取れてきたようだ。
これから長い付き合いになる(はず)。のんびりゆっくり安全に・・・(ほんまか)