MotoGPこぼれ話 | 木馬の四方山ばなし

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先日の菅生でGPカメラマンの木引さんから聞いた話。


ミシュランとブリヂストンの性能差は本当に深刻なようだ。
もちろん、コンディションによる部分が大きいのだが、路面温度が低いとまったく勝負にならないらしい。

じっさい、2週間前のブルノでの結果がまさにそれだ。


その前のラグナセカでも同じだった。


ダニ・ペドロサは、ブルノのあとの居残りテストであまりの(ミシュランの)ダメさ加減にテストしても無駄といってそうそうにやめてしまった話は既に既報のネタだ。

しかし、怪我からの復帰戦となるはずだったラグナセカ。
このときはフリー走行をしてみた結果、怪我の回復を優先してレースは欠場したことになっているが、実際はタイヤの差が大きく、無理して走るだけの価値がないと言う判断だったようだ。



たかが、タイヤ。
されど、タイヤ。



見た目はただの真っ黒なゴムの固まりだが、その中には計り知れないノウハウが有るようだ。



そのブリヂストンへのスイッチが成功したV・ロッシ。
このところ、かつての勢いをすっかり取り戻しているように見える。


しかし、木引さんの話だと、ロッシの必死さ加減というか、余裕のなさが目に付くという話だ。

走行を終えてピットに戻ってきたところを撮影すると、その表情は憔悴しきっていて今まで見たことがないほどらしい。
シールドをあけた時に見える顔がとんでもなく老けて見えるらしい。


今年はブリヂストンを手に入れたとは言え、やはり余裕はないのだろう。
実際、走りを見ていても彼の必死さが伝わってくる。



まあ、見ている方にはその方が面白いけどね。(笑)




さ、今週末はミザノGPだ。


ああー、リミニやリッチョーネの街が懐かしいなぁ。

あ、もちろん、イタリアのオネーサンたちも恋しいです。
○ バキッ!!(-_-)=○()゚O゚()○=(`´