もう何年前になるか・・・・
友人に貸した(というか、半ばあげたつもりでもあった)マンガが帰ってきた。
友人が、家を買ったのだが、その引っ越し作業中に嫁さんに処分を命じられたらしい。(笑)
友人曰く、これは子供の教育にも役立つ本だから・・・・と抵抗を試みたらしいが、敢えなく敗退したらしい。(爆)
おそらく友人の家にこれらの本が移り住んだ?のは、20年近く前ではなかったかと思う。
印刷年月日を見ると第一巻の初版は昭和61年とある。
久しぶりに手元に戻ったので、その晩は早速一冊読んでしまった。
おかげで翌日はねむかった。(爆)
昨日も8耐の写真の整理と公開作業が終わったので、2冊目を読んだ。
20年ぶりくらいに読むとあらためて手塚ワールドのすごさがわかる。
これは本当に語り継がれるべき名作だ。
手元に置いておきたい気持ちもあるが、家の中が整理できて置き場所が確保されない限りは、処分することになるだろう。残念ではあるが・・・・
とりあえずは、ひととおり、読むとしよう。
この角川から出版されたハードカバーの「火の鳥」
今となっては結構レアものかも知れない。
もっとも年月には勝てず、全体に黄ばんでたりするから、古本屋に持っていっても大した金額ではないと思うけどね。
それにしても、手塚治虫・・・・
しつこいようだが、本当に時代の先を読んだ作品をよくぞこれだけ生みだしたものだと思う。
未完の作品も少なくないようだが、致し方あるまい。
未完と言えば、石の森正太郎の
「サイボーグ009」
これも確か、「天使編」の途中で止まったままの筈だ。
マンガではないが、五木寛之の
「青春の門」
もたしか「再起編」の途中までしかでていないはず。
手塚治虫は既にこの世にいないが、せめて009と青春の門は完結させて欲しいものだ。
ね、石の森さん、五木さん。