今年の8耐は予想が当たった部分と外れた部分が混在した。
(当たり前か・・・・)
ホンダワークスの#11が優勝したのは予想通り。
今年のホンダワークスは動力性能でヨシムラを一歩リードしていた。
スプリントならいざ知らず、こと耐久レースに於いてはストレートで楽に相手を抜けると言うことのアドバンテージは計り知れないものがある。
結果的にこういった部分が#34の秋吉や加賀山のミスを誘ったのだと思う。
こうしたライダーミスや(今回はでてないみたいだけど)マシントラブルなどがでて優勝争いから脱落するだろうという予測が当たったのは#34
代わりにヨシムラ勢では全日本の走りを見る限り、昨年よりもひと皮剥けた感のある酒井を要するヨシムラ#12チームが上位に来るというのもボクの予想通りだった。
完全に想定外だったが、7位、8位に食い込んだスズキのプライベートチーム。
これはまったく予想していなかった。
実力的には9位、10位に沈んだ桜井ホンダの2チームの方が間違いなく上だからだ。
それからFCC・TSRの#2伊藤が転倒したのも意外だった。
優勝にからめるかどうかは辻村次第とは以前から言っていたが、危惧したとおりにタイムの伸びない辻村をカバーしようとして伊藤が頑張りすぎたのが敗因かも知れない。
#33が脱落したのは半ば予想はしていたが、一応ホンダ党のボクとしては、希望的観測で7位入賞と予想したのだが、結果的にはリタイヤ。
ジョナサン、まだまだだなぁ。(高橋ゆうきは結構いい仕事をしていたけどね。)
ダンロップを履くヤマハの中須賀が苦戦したのは予想通り。
スタート直後のスプリント状態のガチンコであっという間に置いて行かれたのは致し方ないところ。
おまけにパートナーの佐藤はまだ力不足だ。
意外だったのは高橋巧。普段は小園が率いるBBレーシングから250ccクラスに出場しているが、今回はハルクプロからの第3ライダー登録。
しかも安田の予選での怪我により、急遽、出場と相成ったが良い走りをしていた。
小西の力によるところも大きいが、何と言っても堂々の3位だ。
将来が楽しみだ。
早ければ来年くらいには大化けするかも知れない。
ちなみに7月1日時点のエントリーリストを元に予想したものがこれ。
んでもって、リザルトは、
#11
#12
#73
#34
#218
#19
#48
#32
#10
#71
結果的にばっちり当たったのは、1位、2位、4位だけだったが、全体としてみれば、結構良い線いっていたのではないだろうか・・・・
昨年の8耐は久々の観戦で、完全にウラシマン状態。
事前予想など立てようもなかったけど、今年は全日本での各ライダーの力量やマシン、チームのレベルも大体わかってきたので、こうした楽しみ方もまた一興だろう。
ちなみにホンダに関して言うと、全日本をワークスで走っている二人がそろいも揃って、第3ライダーで出番無し。
ちょろっと走ったフリー走行でも光るもの無し。
お前ら、ちったぁ悔しいと思って今度の全日本では熱い走りを見せて見ろ。
ド・スランプの徳留と頭打ちの手島。