ボクの今の愛車(と言うほど愛してはいないが)は、ホンダのステップワゴンである。
初期型のマイナーチェンジ後のモデルだ。多分平成12年式になるのだと思う。
3年目の車検のタイミングでディーラーに下取りに出されていた2万5千km走行の中古を買った。
それから5年間の走行で、既にオドメーターは13万kmに手が届きそうなところまで来ている。
この頃のモデルでは2列目が一体のベンチシートではなく独立したモデルがあったので、中古車屋でわざわざそれを捜して貰った。
片方ずつ取り外すことができるので、フルサイズのモトクロッサーやオフロードバイクを積みやすいからだ。
少々燃費が良くないことを除けば、特に使い勝手や性能面に不満はない。(高速で一生懸命エコランして10km/L行くかいかないかと言うところ。)
もともとそんなにスピードを出す方でもないし。
しかし、昨今のガソリン価格の高騰や地球環境への負荷を考え?、現在、車の買い換えをなんとなぁ~く、考え中である。
買い換えの検討対象はずばり
ホンダ バモス・ホビオ
である。
ボクの現在の使い方から来る要求は
1、CRF150R2がつめること。
2、車の中で手足を伸ばして寝られること。
だけである。
格好が良いとか、速く走れるとかは求めない。混合交通の中で安全に走れるだけの動力性能があれば文句はない。
バイクの積載性も、もうフルサイズのオフ車を積むこともないので、CRF150R2が積めれば十分である。
バモス・ホビオの乗用車タイプならばターボエンジンを積んだものあるし、何と言っても内装の出来栄えもそれなりに少しはマシなのだが、2列目をたたんだときに5cmほどの段差が残るのが気に入らない。
だから、バモス・ホビオの中でも荷室が完全にフラットになる商用タイプの「プロ」もかなり気になっている。
軽ならば4ナンバーでも2年車検なので特に不具合はないしね。
但し、「プロ」にはターボ仕様の設定がないところが悩ましいところだ。
鈴鹿や菅生への遠征を考えると、やはりターボは欲しいところだ。
ボクの使い方の場合、年間の走行距離は大体2万km+α程度である。
高速道路を使う頻度はかなり高い。
夏場はサーキット通いで鈴鹿、筑波、もてぎ、菅生へ行く。
冬はほぼ毎週、スキー場へ行く。
たとえば、ステップワゴンとバモスの燃費をそれぞれ、10km/Lと13km/Lとし、年間2万km走行するとしよう。
ガソリンを仮に170円/Lとしても単純なガソリン代だけで、
(20000/10ー20000/13)x170
=約7万8千円
の差となる。
それに毎年、支払う重量税もステップワゴンに対して、軽は大きな隔たりがある。
くわえて高速道路代が、軽は2割引だ。
毎年、どの位の高速代を払っているかは計算したことはないが、おそらくかなりの額だろう。
そうなると年間の費用で相当な差額がでるはずだ。
これだけ違えば、車の乗り換えでかかる費用を考えても真剣に検討する余地がある。
何と言っても走行距離を考えると、この先、ステップワゴンはあちこち修理が必要になるのは目に見えているので、安心して乗るためにはそれなりの投資も必要となるはずだ。
さらに言えば、使用するガソリンの絶対量が少ない分、多少なりとも地球環境に優しいはずだ。
すなわち、環境とお財布に対する、エコ計画は概ね正しい選択と言うことになる。
ただひとつ。
果たして軽自動車の走行性能で我慢できるかどうか。
特に高速道路。
軽での高速・長距離ドライブでの疲労感がどの位であるか?
ノンターボならおそらく論外。ターボ仕様でも結構厳しいと思う。
気になるのは、この点に尽きる。
この移動があまりにも疲れるようなら考えてしまうかなー。
しいて、もう一つ言うならば、軽の能力では高速走行はほぼマキシマムで連続走行することになる。
エンジンの傷み加減なども気になるところではある。
今のステップワゴンが調子よく動くうちは、あえて乗り換えるまでもないが、完全に壊れてからでは遅いのも事実。
タイミングの見極めが重要だ。
だが、結局のところ、既に存在するものを使い倒すのも「エコ」である。
買い換えにはそれなりの資金もかかる。
ならばそのお金を、新しいレンズに当てて、車はなだめすかして乗り倒すのもひとつの選択ではある。
う~ん、悩ましい。
どのみち、ステップワゴンは年式と言い、走行距離と言い、下取りでも個人売買でもまともな値段はもう付かないので売り急ぐ理由はない。
ま、少なくとも買い換えは早くても今年の春以降。
ステップワゴンの車検が切れるのが来年の夏だし、今年新しいスタッドレスを履かせたばかりなので、現実的には、もうひと冬乗って、来年の春くらいかなぁ~。
軽自動車に乗っているかた、インプレッションなどを聞かせて貰えると嬉しいなぁ~。
まだいつ乗り換えるか不明なため、先日、オイル交換とついでの12ヶ月点検は済ませたばかりではあるが・・・・
to be continued.