スピードレーサー | 木馬の四方山ばなし

木馬の四方山ばなし

趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

その昔のアニメ。

マッハGoGoGo!


ボクも子供の頃に見た・・・・と・・・・思う。

プラモデルも持っていたはずだ。ボンネットの上から何かブーメランみたいなのが発射できるようになっていたというかすかな記憶がある。


しかし、子供心に車がかっこいいと思っていただけでストーリーについては何一つ知らなかった。

アメリカで「スピードレーサー」というタイトルで放映されたことくらいまでは知っていた。

そのスピードレーサーがアメリカで実写版映画になる。

既に予告編がネットで公開されている。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080512-00000002-eiga-movi

http://wwws.warnerbros.co.jp/mach5/

http://movies.yahoo.com/feature/speedracer.html?showVideo=1


・・・と言うことで遅ればせながら、オリジナルはどんなものだったのか、ウッキィーさんに聞いてみた。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%8FGOGOGO


いまいちストーリー設定などは良くわからなかったが、マッハ号(初代)の機能についての解説があった。


そのうち、下記の機能だけはどうしても引っかかる。
子供の時ならいざ知らず、いまやオトナとして、しかも技術系の仕事をするものとして、どうしても看過できない。



・オートジャッキ(Aボタン:下部にある特殊ジャッキ。路面を蹴ることによってジャンプすることが可能)



初代マッハ号にかんするボクのおぼろげな記憶をたどると、オープニングの映像の中で、密林?サバンナ?を走行中のマッハ号からこのジャッキがシャキーンと飛びでて「象っ!!」を飛び越えるシーンだけははっきり覚えている。


しかし、いま、冷静に考えるとあまりに無理がある。



仮に走行中の車から突然ジャッキが飛び出したとしよう。
当然、地面と接触したジャッキは走行抵抗以外の何者でもなく、その場で失速するハズである。
もしくはマンガにあるように、象を飛び越すジャンプができるほどジャッキが長く伸びたとしたならば、間違いなく前のめりになってノーズを地面にこすりつけるのがオチである。ヘタ
をするとその場で前転状態だ。



もし、マッハ号がどうしてもジャンプしたいというのならば、ジャッキ先端と路面との間の抵抗をなくさなければならない。
しかし、先端にベアリングや滑車をつけるくらいしか思いつかない。
あるいはマンガとは違うが、機械式のジャッキではなく、ホバークラフトよろしく高圧のエアを噴射することでジャンプするならば、基本的に路面との間で走行抵抗は生じないので前述したような前のめり現象は起きないはずだ。


しかし、象を飛び越すくらいの大ジャンプを車がするとなると相当なエネルギーが必要となる。
そのためのエアをため込むボンベによって車体はさらに重くなり、さらに飛ぶためのパワーが必要となる。
その瞬間的な力に耐えるだけの車体強度を与えると、これまた車は重くなり・・・・・

と無限ループに陥りそうな勢いだ。

現実的にはハリヤーばりのジェットエンジンでも搭載しない限り、無理かも知れない。


ここはひとつ、柳田理科雄の「空想科学研究所」(http://www.kusokagaku.co.jp/ )にでも検証をお願いしたいものだ。(笑)


そ~いえば借りっぱなしになっている「空想科学読本」があるなぁ。
MAXさん、ご免。そのうち持っていきます。




さすがに断片的なフレーズしか覚えていないが、主題歌は

「純白の勇気」
作詞:大津あきら
作曲・編曲:ホリエアキラ
歌:速水けんたろう

だそうだ。


んん?
ちょっと待てよ。
速水けんたろうってあの「だんご3兄弟」のお兄さんじゃなかったっけ?
上のウィッキーさんのページをよくよく見たら、第2作の主題歌のデータだった。
2作目は見たこと無いから知らなかったよ。


実写版の「スピードレーサー」は見てみたいなぁ