筑波のおもひで | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

1年ぶりの筑波サーキットでの出来事を順不同にいくつか・・・・



その1:一脚

マンフロットの一脚にモノスタットの石突きの「皮」をかぶせた木馬スペシャル
第1戦のもてぎではボール部のネジが廻る不具合があった。
ネジ部にロックタイトを塗布して緩みにくくして臨んだ第2戦。
土曜日は手持ち撮影としたので、使ったのは日曜だけだ。


足場の良いところで使う分には何も問題なし。スムーズな流し撮りができて申し分ない。
しかし、足元が濡れた土。しかも斜面になっているところで使っていたところ、石突きのカップが地面にこじられたのか、内側の本来のマンフロットの石突きが外れて、もなかの中からごろんと出てきた。


manfrotto

斜面に固定して使っていたのだが、たまたま内側の石突きの取り外し溝がしたに向いていたため、一脚に荷重をかけた際に、ずるっとモナカを剥くかのようにめくれた拍子に中身が取れたようだ。

とりあえず、セッション中だったので、外れた石突きを拾い、そのままで撮影続行。

もなかの皮だけの状態だ。もちろん中心部にはボール状石突きがあるのでそれが地面に突き刺さり、安定していた。
使用上の問題は何もないのだが、次のセッションまでの間に、石突きをはめ直し、昨日は最後まで無事に撮影を終えた。


帰宅後、ドロを洗い流しながら確認したところ、中心部のボールの中には大量のドロが詰まっていた。これならボール部分が廻ることもないのでむしろ好都合かも。(笑)


muddy

モナカと中身については斜面でぐりぐりやっても外れにくいように今度は、シーラーを塗って見ることにした。


sealer

月末はまたもてぎでフォーミュラ・ニッポンを撮影する予定なので、また試してみることにしよう。


bonding


このあと余分なシーラーはふき取ったことは言うまでもない。




その2:アンブレラ

以前から気になっていることがある。

観客席でを差すバカどもが意外に多いことだ。
観客席にいる場合には、後ろや両隣の人への配慮から傘は使わず、カッパを着るのが常識だと思うのだがどうだろう。


kasa

見ているとあまり気にせずに傘を差している人が多いのが気になる。
もっともスタンド席が満員になれば必然的に傘はたたまざるを得ないとは思うけどさ。

もう一つ。アマチュアカメラマンが集まるようなポイントでも傘を使うバカがいる。
今回、目に余ったのは「激感エリア」で三脚に傘を縛り付けて立てていた大馬鹿野郎が二人ほどいた。
一応、ヒモで飛ばないようにしてはいたみたいだが、コースサイドで傘を使うなんて論外だ。
後ろの人への迷惑という以前に、万が一、突風などで傘がコース内に飛ばされて行ったらと思うとぞっとする。
こう言うのは本来、警備員とかマーシャルが注意しないといけないことだと思うんだけどね。


その3:筋肉痛

日曜の朝から、握力、二の腕、上腕部、肩、腰、背筋、ふくらはぎ、太もも。
フルラインUPで筋肉が悲鳴を上げている。


何と言っても土曜日の手持ち撮影が効いている感じだ。
100-400や70-200はさほど重いレンズではない。
しかし、一日中振り回しているとやはり運動不足の体にはかなりこたえる。
まだ、体がスキーヤーモードであり、カメラマンの体になっていないと言うことなのだろう。
いやいや(*_*) マイッタ。
ちょうど、昨日、バラコンバンドも届いたので、腰回りや肩周りにまいてぐりぐりやってみよう。



その4:今回のお宿
今回の宿は筑波学園都市の近くに取った。
じゃらんで予約したのだが、値段優先で決めた。


ホテルの廊下はこんな感じだ。


hotel

今どき、どこかの研修施設でさえ、もう少し小綺麗だと思うのだが、どうだろう。

全体に老朽化した感じはあるが、部屋は清潔だし、大きな不満があるわけではないのだが。
それに何と言っても光ファイバーが来ているらしく部屋からのインターネットは速くて快適な点はGood。
さすが、筑波の学園都市。そういうインフラは整備されているようだ。
値段を考えれば、トータルでは合格だろう。


しかし、水海道駅の近くにルートインがオープンしたそうなので、今後はそっちの方が近くて便利かな・・・



その5:タイヤ
決勝当日。JSBクラスでDLタイヤを履く、中須賀選手が勝ったのを見て、今年のDLは良くなっていると直感した。

第1戦のもてぎでも中須賀が勝った。
雨でもDLは定評があるので、これは今年は・・・・と思ったのだ。


しかし、一夜明けて冷静に考えるとまだ見えていない部分があることに気づいた。


もてぎも筑波もドライとは言え、路面温度は低かったのである。昨年までのDLは初期グリップは良いが、たれるのが早く、特に路面温度が上がると顕著にその傾向があった。


実際、昨年のJSBで阿部ノリがたびたびホールショットを取り、初めの数ラップはトップを快走する光景を何度も見たものだ。
しかし、中盤にはタイヤがたれてずるずると後退する光景も記憶にすり込まれている。
そういう目で今回の展開を振り返ると、中盤で秋吉を前に出していたのはその不安があったからに違いない。

ただ、大きく違うのは、いくら路面温度が低くて「タイヤのもち」が良いとは言え、昨年のDLなら間違いなくずるずると順位を落としていたはずだ。


最終的に3位に入った手島にしても一時5位まで下がり、もはやここまでかと思ったが、巻き返して3位になった。


高い路面温度条件でのBSとの優劣には要注目だが、全体としては昨年までよりも改良されているとみるのが妥当だろう。

それにしてもBS。
BSを履く、秋吉にしても酒井にしても終盤は明らかにリアが滑っていて、シケインなどでは二人ともよれよれしていた。

こうなると次戦のオートポリスでのレース展開に興味が行く。
高めの路面温度での戦いになったとき、BS勢とDL勢のどちらが表彰台の一番高いところに乗るのか?
あるいは、晴れてくれさえすれば文字通り、8耐の前哨戦になる鈴鹿300kmレース。
どちらも楽しみだ。


しかし、残念ながら今のところ、APには行かない予定だ。

APって観客席からだと写真を撮れるところがものすごく限られているんだよね。
GPカメラマンの木引さんが来るから、「講座」が開催されるかも知れないと言う話もあるが、今からではエアチケットも定価に近いものしかないし、それよりも同じ日程のフォーミュラ・ニッポン@もてぎのチケットを買っちゃったからなぁ。

ここはやっぱり大人しく、もてぎに行くことにしよう。