いましがた、上海GPのMotoGPクラスのTimed Practiceが終わった。
驚いたこと。
その1:相変わらず、ドカティのトップスピードの速いこと。
これはFP3のもの
もっとも1周のラップタイムの中でトップスピードの有効な時間はいくらもない。しかし、これがひとたびレースとなると話が変わってくる。回り込んだコーナーが多く、切り返しの続くような区間がほとんど無い、いわゆるストップ&Goタイプの上海サーキット。
ここではストレートエンドで前に出られることの有利さは圧倒的だ。
その2:怪我をしたロレンゾが4位に入った。
途中でロデオ状態になったりもしながらもきちんとタイムを出すあたり、さすがだ。こ憎らしいが認めざるを得ない。
しかし、今日の午前中のフリー走行とグリッドを決める予選では使うタイヤが違う。
フリー走行では、決勝を想定したマシンセッティングとタイヤのチョイスをしながらのアタックだが、タイムド・プラクティスはいわゆる予選用タイヤを投入する。
従って、決勝レースの行方を占う意味では、むしろFP3の結果の方が参考になる。
その意味では、やはり、ロッシ、ストーナー、ペドロサあたりにあとは怪我に耐えてロレンゾがどこまで絡んでくるか、コーリンがどれだけ食らいついてくるか・・・と言ったところだろうか?
スズキもカピロッシが悪くないようだ。トップに絡むのは厳しいかもしれないが表彰台は十分狙えるのではないか?
しかし、計時予選だと現地の画像も見られるのでテーブルにノートPCを2台並べて、片方で走行している画像を、
もう片方でラップタイムの推移を見ていると、臨場感たっぷりでなかなか楽しめる。
うん、ハイレゾ契約をしていて良かった。
それにしても、モデムで「ぴ~ひょろひょろが~」では考えられなかった世界だ。
隔世の感がある。(シミジミ)


