MotoGP・第1戦こぼれ話 | 木馬の四方山ばなし

木馬の四方山ばなし

趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

明日、出張に行くのだが、羽田に帰ってきたらその足で山に向かうので今日の四方山話は、固め打ちだ。(爆)




今回、カタールのロサイルサーキットで行われた2008MotoGPの第1戦



MotoGP初のナイトレースとして開催された。
文字通り、真夜中にレースをするのだ。
そのために、昼間のような明るさを提供する必要があり、に山ほどの照明機材を設置したらしい。

我が家は衛星放送を見られないので、ネットで公開されている画像でしか見ていないが、「絵」的には結構きれいだ。

しかし、開催期間である3日間の照明にかかる費用が、数億円かかっているとか言う話もある。


開催期間中に環境保護団体のグリーンピースがサーキットの周りで抗議行動を繰り返していたという話を聞いた。
どこかの国の照明がまかなえるほどの電力&費用を浪費するのはまかりならんという理由らしい。


今回の夜間レース開催の理由は、ヨーロッパのスポンサーたちの圧力なのか、欧州でゴールデンタイムにお茶の間?でTV観戦できるようにと言う配慮だというのがもっぱらのうわさである。

もちろん、そんな内容の公式発表は聞いた覚えはないが。




しかし、よくよく考えてみると、確かに筋が通らない。


日本とカタールの時差は6時間。
・・・と言うことはカタールと欧州の時差はわずか2時間という事になる。

ってことは通常通りのタイスケでやったとしても、欧州でTV中継にさほど困るほどの時差ではない。
まして、この時期のカタールはそれほど暑いわけではないのでその意味でも昼間できない理由はないと言う。



ナイトレースだけに、「真相は闇の中」(笑)ではあるが、おそらく来年、カタールでGPが開催されたとしても深夜に行われる事は無いかも知れない。


しかし、同じような話が今週末に開催される4輪のF1、オーストラリアGPに関しても展開されいる。果たしてどうなるやら・・・。


折しも、先日、我が国の与党である自民党でこんな意見が議論されたようだ。

http://www.asahi.com/politics/update/0304/TKY200803040351.html

こじつけと一笑に付すには重いテーマだ。
しかし、今の自分の生活サイクルを考えると夜中にテレビを見ている時間が長い。
かつての石油ショックの時には夜中のテレビ放映の自粛をしたという話もあるが、これだけ録画装置が普及している今、放送しないだけで果たして「エコ」となり得るのか?
何もしないよりは確かに良いかも知れないが、その効果のほどは有識者の公正な判断を待ちたい。