先日、ブログでも書いた「山海堂の倒産」は悲しいが、こんなニュースは嬉しい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080221-00000001-mai-moto
理工系出身のメカおたくとしては喜ばしい知らせである。
これで学生たちの関心がもう少し、理工系?にも向くと良いのだが。
リクルート活動などにごく稀にかり出されることもあるが、最近の学生の傾向として、よく言われる理工離れを実感する。
特に工学系の学部に在学と言っても、情報工学だったり、プログラムメインだったりとIT系が多く、実際に手を油で汚すような泥臭いのはあまり人気はないらしい。
実際の就職説明会などでも、たとえ工学部であっても商社や銀行などでのシステムエンジニアのような職を希望する人が多いそうだ。
別にいい、悪いではないが「肉体派」?のボクとしては正直、寂しいところではある。
言葉を巧みに操って、相手を言いくるめる?ディベート術にばかり長けていて、薄っぺらな議論をする若者も多いが、物事の摂理などの本質的な部分に興味と理解を示して、それを応用したいという意欲を持って欲しいと思う。
まあ、機械好き、メカおたくのおぢさんの勝手な希望ではあるが・・・・
時代と共にいろいろな変化があるのは当然だが。
しかし、たとえていえば、車やバイク。
ボクが初めて所有した車はポイント式のデスビがついていたし、燃料系ももちろんキャブだから、結構いじることができた。
いじりながら構造や仕組みを学び、自分で使いやすいように工夫する楽しみがあった。
古い車だから、上半身ごと入るくらいエンジンルームには隙間があったことも幸いしている。
今の車のように手も入らないほどきちきちのエンジンルームでは意欲は有ってもなにもできないかも知れない。
ましてあ、制御のすべてはセンサーとコンピューターが司っている。
メカおたくの出番は無いなぁ。