グラビアアイドルなどの写真で有名な山岸伸氏が主催する「山岸伸・写真塾」なるものに参加してきた。
10月のばんえい競馬で山岸氏に初めて会って以来、一度、山岸氏のポートレイト撮影会?にも参加してみたいと思っていて、今回参加する機会を得た。
しかし、今回は今までのポートレイト撮影とは全く違う体験をした。
イヤ、ポートレイト自体はそれなりに経験しているが、今回初体験なのは
大型ストロボを使った撮影
だったことである。
ボクはいわゆる本格的なスタジオ撮影というのはしたことはないので、大型ストロボなんて見たこともなかった。
用意されていたのは、アンブレラ型のディフューザーがセットされたものと、裸?の計2灯である。
それぞれが100V電源につながれ、ジェネレーターを介して明るさの調整がきくようになっているようだ。
さすがに連写は無理だが、1秒に1回程度のテンポなら全く問題なくチャージ&発光を繰り返す。
カメラとはシンクロコードを使ってシンクロ用のジャックにつなぐ。ホットシューではない。
自慢じゃないが、カメラについている、このジャックは初めて使った。
大型ストロボは、G/Nに換算するとどの位になるか検討もつかないほど明るい。
ISO100で、1/125のシャッター速度の時でも絞りが13とか言う世界である。(しかもフルパワーではなく、である。)
もう、びっくりびっくり。
それに、さすがに山岸氏が呼んでくれたモデルさん(タレントさん)だけあって、若くてかわいくて、スタイルがいい。
当然、バストは大きい。(笑)
桜井まりちゃんという。
身長は155前後だろうか、小柄な子である。しかし、バストは豊かで88cmくらいあるのではないだろうか?
いやいや最近の子は発育がいいねぇ。(おやじモード)
まりちゃんは舞台でも活躍しているそうだ。
しかし、バストに見とれている場合ではない。
何せ、クリップオンのストロボでさえあまり使ったことがないので露出を決めるのに何発も捨てショットが続く。
狭い部屋の中ということもあり、ひとりずつ交代で撮影することになってしまい、しかもトップバッターである。
全く経験のない大型ストロボと「個撮」状態に汗をかきっぱなしである。
しかもモデルはハタチそこそこのかわいい子である。
さらに・・・
さらに・・・・
当然、彼女はビキニ姿である。
この状況で平然としていられるほどボクは太い神経は持ち合わせてはいない。
どう撮って良いやらまごまごしている内にあっという間に時間が終了した感じだった。
ちなみに今回の撮影は山岸氏の事務所の一室を使う関係で、撮影中もいろいろな人が入れ替わり立ち替わり、事務所を訪れていた。
その中には、雛形あきこなどが所属するサンズエンタテインメントの野田社長がいた。
そう、「巨乳ビジネス」で有名なあのヒゲの人である。
テレビで見るとおりの人だった。
さて、何はともあれ、今回の撮影ではボクの今までのポートレイトの撮り方と全く違うことを経験できた。
従来は、主題となる部分以外は綺麗にぼかすために、大口径レンズを用いて、絞りは開放に近いところを使う。
ストロボを使う場合もあくまでも補助光であり、自然光に近づけるような使い方をした。
しかし今回は違う。
強力なストロボで明るさを確保し、被写界深度が深い状態で撮影する。
おそらく、全体の雰囲気などで演出するポートレイトではなく、あくまでも被写体のかわいさ、綺麗さをストレートに表現するために、被写界深度は全身がくまなくはっきり映るくらい絞り込むのが、グラビア写真の王道なのだろう。
考えてみたら、ソフトフィルターを使ったグラビア写真なんてのも見たことはない。
それからボクの撮るポートレイトは「寄り」のカットがほとんどである。
ひいたカットはなかなか難しく、うまくとれないのだ。
しかし、考えてみたらグラビア写真は女の子が絶対的な主役で有り、その子の魅力を全面に出すために全身の映っているカットや膝上カットが多い。
今度、山岸氏の写真集を買って、室内カットでのストロボのあて方や、全身を写し込んだカットの研究をしようと思う。
あ、
イヤ、
なに、
あくまでも研究用である。
そ・・・そんな嫌らしい気持ちなんて、
こ・・こ・・・・こ・・・・・・これっぽっちも・・・・
でも買うときは自分好みのかわいい子の写真集を買うだろうと言うことは内緒なのだ。
最後に桜井まりちゃんのカット。
山岸氏からネットで公開するのは、バストショットまでね・・・といきつくいわれているので、こんなモンかな・・・・(笑)
あんまりうまく撮れなくてごめんなさい。
ちなみにこのカットは、EOS1DsMark3で撮ったもの・・・・・。
階調のなめらかさは言うまでもなく、アップで見ると冗談抜きに毛穴まで写ってる・・・・・。すごすぎ・・・