10月に撮影したばんえい競馬。
HPで公開したもののうち、数枚をA4でプリントして何度も眺めて居る内に、A3ノビでプリントしてみたいカットは絞り込めてきた。
夕べ、とりあえず、RAWデータから起こし直してA3ノビにプリントしてみた。
するとA4サイズではそれほど気にならなかったが、全面にざらざらとしたノイズが乗っていた。
高感度ノイズだと思う。
この日は夜明け前からの撮影だったこともあり、ISO感度をかなり上げていた。
撮影データを見るとこのカットもISO1250である。
せめてISO800程度に留めたいところだが、夜が明けたとは言え、日の出まえなのでまだまだ薄暗く、なかなか感度を落とせなかったのである。
絞りF4の開放だが、シャッター速度はそれでも1/60である。
いくら一脚を使っていたとは言え、500mmである。これ以上のスローシャッターはかなり微妙なところだ。
いくらIS付きとは言っても、ボクの腕では頑張っても1/30くらいまでかな・・・・。
その意味ではまあ仕方ないと言っても良いかも知れない。
強いて言えば、普段はオフにしている「高感度時のノイズ低減」機能をオンにしたらどの程度救済できたかが気になる。
ただ、説明書によると高感度時と言うよりも長時間露光時のノイズ低減効果であり、1秒を超える露光時間の際に役立つとあるのであまり効果は期待できないかもしれない。
いずれにしてもこのときの撮影では、明るさがそれこそ秒刻みで変わるときには常にセッティングに気を遣わないといけないと言うことを再認識した。
それこそ、ワンカットごとに注意が必要である。
しかも、暗くなっていくときよりも明るくなっていくときの方が難しく感じた。
正直、夕暮れ時に撮影をしたことは何度もあるが、夜明けの撮影は初めてだったので、あまり気が回らなかったのだろう。
まだまだ修行の道は続く。