「人」の「夢」と書いて「儚い(はかない)」と読む。
なんとも切ない文字である。(T_T)
漢字は象形文字である。今更ボクがいわずもがな、ではある。
だから、と言うわけでもないが、漢字の構成をじっくり眺めているとけっこう面白い。
女が3人で姦しい(かしましい)
弱いさかなと書いて、鰯(いわし)
などなど。
その漢字が出来た由来などを考えるのも面白い。
「拙い」と言う字がある。
広辞苑によると源氏物語で既に使われている言葉だという。
「手」を「出す」と書いて拙い(つたない)。
何となく、言葉の由来を想像していて「蹴鞠」を連想した。
習熟度が低い人はついつい手を出してしまう・・・。
あるいは手を使うのが不作法とされている別の何かが由来なのか・・・
想像していると飽きない。
上の拙いを広辞苑で引いていて
「蔦谷(つたや)」
と言う文字を見つけた。
江戸時代にあった本屋の名前だそうな。
察するにレンタルCD、DVDの大手チェーンのTSUTAYAはここから名前を取ったものか・・・・(まさか、赤福じゃあるまいし、江戸時代から300年続いてます・・・なんてことはなかろう。)
しばらく前に知り合いの女性がブログに書いていたことがある。
その女性の息子が母親に向かっていったセリフだそうだ。
ひとって言う字はひとがひとを支えているんだよね。
でも、よく見ると支えているのはいつも右側のひとなんだよね。
・・・・だと。
ちなみにフォントによっては人という文字は、左右のひとが均等にもたれている場合もあるが、通常の「ひと」は左の人が右の人にのしかかるような形になっている。
なかなかイケてる息子である。(爆)