マレーシアGPとGT人気 | 木馬の四方山ばなし

木馬の四方山ばなし

趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

日曜は朝から「倒木」の対処で振り回されていたため、すっかり忘れていたが、夕方になってようやくMotoGPのマレーシアGPを見た。途中で中断していたのを今し方見終えた。

今更ではあるが、地上波での放送が一週遅れだったので仕方ない。


250の映像と125が珍しくちゃんと放送された。
MotoGPクラスはチャンピオンも決まってしまい、ストーナーのひとり旅のMotoGPよりは、青山博一が優勝した250ccや小山知良が2位に入った125ccの方が盛り上がると踏んだのだろう。


逆にMotoGPクラスはかつて無いくらいのダイジェストだった。
あれではペドロサが途中まで食らいついていたけどタイヤがたれて下がった・・・なんていう展開は全くわからないなぁ~。(笑)



続けて、日曜の夕方放映している「激走GT」を見た。

今回は、先々週行われたオートポリスでのGT300クラスのレースに焦点を当てた内容だった。

テレビを見ているとあらためてGT人気を思い知らされる。

5月末の全日本ロードレース(2輪)ではガラガラだったオートポリスが超満員である。


テレビが言うには6万人の観客が入ったという。
あのコースにそんな人数が収容できるのかという疑問はあるが、確かにテレビで時折映るスタンドは超満員である。

個人的には「ハコ」のマシンはかっこいいとも思わないが、レースそのものはそれなりに白熱していて、そこそこ面白くはある。


何と言っても「ハコ」ゆえに、少々の接触は覚悟の上での競り合いが展開される点が面白い。
これが、タイヤむき出しのフォーミュラ・マシンでは危なすぎてそんなことはできない。

ある意味、危険なのだがGTではGT500クラスとGT300クラスが混走するのでトータル台数も多く、かつ、バックマーカーの処理が勝敗を大きく左右する点が人気の秘密なのかも知れない。


レベル差のあるマシンが同時に走ることは危険なだけなので、個人的には賛成しかねるが、トータルの出走台数が多い方が見ていても飽きないのも理解できる。


MotoGPを見ていて、致命的な弱点はやはり出走台数が少ない点である。


最高峰である以上、各メーカーのマシンの供給能力に限界があるのは承知の上でもう少し、台数が増えて欲しいとも思う。
せめて毎回30台くらいの出走があるともう少し、盛り上がるのだが。
もっとも数がいれば良いというものではないところが難しいところではあるが。


その点、全日本のST600クラスは参加台数も多く、ギャラリーとしてレースを眺めるにはなかなか楽しい。


さあ、今週末はMotoGP最終戦、バレンシアGPだ。消化試合の様相も無くはないが面白いレースを期待したい。

もっとも、例によって地上波での放送は1週間後だから、せいぜいPCで結果を見るのが先になると思うけどね。