キヤノン | 木馬の四方山ばなし

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キヤノンがイマイチのようだ。


ここ数年、企業業績の話になると、優良企業の筆頭として必ず名前が挙がるのがキヤノンである。

しかし、上の記事を目にする以前、半年以上前からなんとなくキヤノンが最近おかしいなと感じ始めていた。


デジタルカメラで追い上げを喰っているという単純な話ではなく、最近は新しい商品があまり出てこないと言う意味で、ある。


1年半以上前にニコンが「顔認識」アルゴリズムを搭載したコンパクトデジカメを発表したりと、追い上げの気配を見せる中、キヤノンからはインパクトのある新製品があまりでてこない。

おまけにカメラ雑誌の最新号によるとニコンはゴーストやハレーションを防ぐ新しいレンズコーティング技術を発表したそうだ。ニコンの意地が炸裂している感じだ。


レンズ内手ぶれ補正に関しては、キヤノンは先駆者である。フィルム時代は革命的な技術だったのだろう。それにニコンが追随した形だと思う。
しかし、いまやそれが災いして、ボディ内手ぶれ補正に踏み切れないで居る感じだ。ソニーやペンタックス、オリンパスなどはボディ内手ぶれ補正を前面に押し出し、特に入門機で攻勢をかけられていた。


ボクはデジタル1眼レフについてはキヤノンユーザーである。

別にキヤノンに思い入れがあるわけではないが、プロシューマー機を買うにあたり、ニコンとキヤノンで迷った末に、たまたまキヤノンを選んだだけだ。


あえて言えば、キヤノンに勤める先輩からEOS1DsMK2と16-35f2.8、24-70f2.8、70-200f2.8という豪華4点セットを3ヶ月近く借りて使ってみて、その画質に参ってしまったのである。
もっともさすがに1Dsまでは手がでず、1Dにしたのだが。


話は戻ってやや押され気味の間があるキヤノン。
ニコンは巻き返しのステージに移行したようだがキヤノンはまだ、アクションがない。

伝統のレンズ内補正にしても手ぶれ補正効果に関しては、他社の最新技術では4段分の効果があるとされており、水を空けられた感が否めない。
そろそろ次の技術の発表が待たれる。


先日、発表された800mmf5.6のレンズなどがその先陣となるのならば良いのだが。

今やキヤノンでシステムを組んでしまったので今更ニコンへは移れない。


キヤノンよ、頑張ってくれいぃ!!