あと10日の我慢である。
思えば、7月に中央高速で覆面をつけた野郎にやっつけられ、3万円もカツアゲされてしまってから、早2ヶ月半。
ようやく心の傷は癒えてきたが、まだ癒えない傷がある。
http://ameblo.jp/mokuba-red/entry-10041059175.html
え・・・、何がって・・・???
そりゃー、あんた。おいらの免許の喪が明けるまでに決まってんじゃんかぁ!!
まあ、幸い、それ以前は2年以上、無違反だったので3ヶ月、何もなければ点数は消える。
(正確には無違反ではなく、無検挙だが・・・・)
この一件以来、一般道では
なるべく先頭は走らず、
常に制限速度がいくつかに気を配り
制限速度+α以上はけして出さず。
を肝に命じてきた。
毎日の高速通勤でも同じだ。
前にとろい奴が居ても、抜きにかからず
けして先頭は走らず
を厳守してきた。
そのおかげもあってか、最近は燃費が良い。(笑)
そして、ここに来て一段と燃費が良くなってきている。
秋の気温、湿度に代わり、空気(正確には酸素)の密度が上がっているからだ。
理想気体の状態方程式と言うものを知っているだろうか?
PV=mRT
P:気体の圧力
V:気体の体積
m:気体の質量
R:ガス定数
T:気体の絶対温度
熱力学をかじった人には何を言いたいかわかると思う。
単純に言えば、エンジンが出力を出すためには混合気を燃焼させるわけだが、これが完全燃焼すると仮定すれば、得られる出力は、混合気の量に比例することになる。
すなわち、馬力を出したければたくさんの混合気をシリンダー入れればいい。
シリンダが吸い込める混合気の量は単純に言えばピストンの行程容積であり、たとえば単気筒なら、いわゆる「排気量」そのものである。
250ccのスクータの場合で言うと、一回の爆発に使うための混合気は250cなのだ。
ここでもう一度、上の式を見て欲しい。これをmで整理すると、
m=PV/RT
なる。
ここでVが250ccで一定だとすると、押し込める混合気の質量=mは、
m=P/Tx(一定値)
となり、圧力が高いほど、温度が低いほどシリンダに入る混合気の質量が多くなることになる。(すなわち密度が高いと言うことになる。)
真夏の気温が高い日と秋晴れの涼しい日を想像して欲しい。
単純に晴れた方が気圧は高い。そして秋の方が涼しい、すなわち気温は低い。
ってことは夏よりも秋や冬の方が一回の爆発で得られる出力が大きいと言うことになる。
と言うことは同じスピードで走るのに必要な馬力を生み出すためのエンジン回転数を低くできるとか、同じエンジン回転数ならアクセルを開ける量が少なくて済むと言うことになる。
もちろん、これ以外にも、湿度とか、た~くさんの要因があるがそんなものを語り出したら熱力学の本がかけるくらいの量になるのでここでは割愛する。
・・・・とまあ、そんな感じなのでかなり乱暴に言えば、寒い時期の晴れた日の方が馬力がでやすい分、同じスピードで走るなら燃費が良くなる・・・・ってことである。
風が吹けば桶屋が儲かる・・・式にだまされた気分の人もいると思うが、それほど大きなウソはついていないので安心して欲しい。(笑)
ってなわけでタイトルの話からは大きく脱線したが、最近は走り方が大人しいので燃費が良いのにくわえて、秋になって涼しくなってきたので更に燃費が良くなってきたと言うことである。
異論、疑問は一切、受け付けない。
では、今日の講義はこれまで。
解散っ!!