昨日、ポルトガルで行われたMotoGP。
久しぶりに競り合いのあるレース展開になった(ようだ)。
予選は路面温度が上がり、ミシュラン向けになったのでヘイデンがポール。
でも、決勝はミシュランがかろうじて勝ったとは言え、ストーナーを引き離すには至らなかったところを見ると、BSと大きな差はなかったと見た方が良いだろう。
ミシュランの開発が進んだと言うよりは、今回の路面コンディションがミシュランに比較的あっただけだというのは悲観的すぎるだろうか?
開幕からトップスピードで離されていたヤマハだが今回から動弁系にニューマチックを採用したエンジンを投入し、回転数の上限が上がったらしい。
比較的ミシュランタイヤがマッチするコンディション。ヤマハからのてこ入れ。これらがロッシのモティベーションにもつながったのだろう。
ロッシが久々の優勝。
なかなか良い走りをしていたらしい・・・・
そう、おいらはパソコンで公式サイトのライブタイミング(随時、全ライダーのLap Timeと順位が表示される・・・・音声、画像は無し)で見ただけだから。
そして地上波の録画はいま見ているところ。
しかし、知人、友人のブログなどを見ると、如何にロッシファンが多いかをあらためて思い知らされる。
ボクもロッシは嫌いじゃない。あの走りはエキサイティングだし、天才的だとも思うし・・・・・・
イマイチ歯切れが悪いのはロッシが勝ったレースでやるパフォーマンスが大嫌いだからだ。
ゴール後にやるバーンアウトとかはまだしも、自分の親衛隊を巻き込んでのバカ騒ぎは見ていて不愉快だ。
バーンアウトにしたって、レースディスタンスを走りきったタイヤのコンディションというのは、タイヤメーカーにとって貴重なデータ源の筈だ。それをまるでデータのとれない状態にしてしまうことが理解できない。(今回のレースでロッシが何かパフォーマンスをしたかどうかは知らないけどね。)
最近では250ccクラスでロレンツォが同じようなことをやるのが鼻についてならない。
そのロレンツォをロッシが嫌っているという噂がある。
それが真実なら面白い。かつての自分を重ねてみているのかな・・・・・。
あるいはその才能に脅威を感じているのかも知れない。
その昔、ドゥーハンが大二郎に同じマシンを渡さないように言ったとか、RC211Vに乗ったロッシが他のホンダライダーにはRC211Vを渡すなと言ったという話もそれぞれに、ライバルの実力を認めているが故の発言だったのかも知れない。
・・・・ま、でも、今シーズンのケーシー&ドゥカティ&ブリジストンのチャンピオンは99%決定だろう。
30数年ぶりのヨーロッパメーカーのチャンピオン獲得。
イタリア人の驚喜する姿が目に浮かぶ・・・・。
ちなみにホフマンがやる気が出ないと勝手にレースを放棄したことが原因でダンティンチームから解雇されたらしい。
大して速くもないやつがふざけたことしてるんじゃねえよっ!!そのカテゴリーで走れる資格のあるやつはもっとほかにいるわいっ!!
むかつくぜ。
昔の、ジョン・コシンスキーを思い出しちまったぜ・・・・