ウチの会社には礼儀を知らない奴が山ほど居る。
それも偉くなるほど、年寄りほどタチが悪い。
昨日もそんな大馬鹿野郎との会議でぶち切れそうになってしまった。
イカン、いかん。
あおいくま、あおいくま・・・・・・
久しぶりに念仏を唱えてしまった。
あせるな
おこるな
いばるな
くさるな
まけるな
こんな言葉を知っているだろうか?
仁義礼智忠信孝悌
南総里見八犬伝を読んだことがある人なら何となく知っているだろう。
もともとは確か中国の思想家、孟子の教えから来ているのではなかったな・・・?(自信なし)
しかし、ボクの中ではむしろ小説「伊達政宗」に出てくるシーンの方が強烈な記憶となっている。
確か、徳川の世になり、伊達政宗が幼少期の3代将軍・家光に向かって、帝王学のようなことを説く際に出てくるのだ。
うろ覚えの記憶ではあるが、話の要旨はこんな感じである。
仁義礼智・・・・・はすべて大事なことである。しかし、何事も過ぎたるは及ばざるが如し。
いわく、
仁にすぎれば弱くなり・・・
義にすぎればかたくなり・・・
礼にすぎればへつらいとなる・・・
と言うような感じである。
上の内容はかなり怪しいが、要するにそういうことである。
かつて小説を読んだときに妙に感心したモノである。
心がすさむようなことがあったときほど、こういった言葉を思い出し、平常心に戻ることにしよう。
正しい内容と詳しい内容を知りたい人は、小説を読んでみて欲しい。
ウチにもまだあったかなぁ~。探してみよう。