夏休み中にいくつかDVDで映画を見た。
いずれも以前から持っていたが見ていなかった物ばかりだ。(したがって数年前の物ばかり。)
その中で一番マシだったのが、
「ラスト・サムライ」
である。
絶賛するほどではないが、結構面白かった。
2時間半という最近では比較的長目の映画だったが飽きずに一気に見た。
しかし、ボクが日本人だからこそ、それなりに楽しめたが、アメリカ人には全く受け入れられないのではないかと思ったのも事実である。(実際の興行成績がどうだったのかは知らないが・・・)
トムクルーズが意外によかった。小雪が出ているのは知らなかった。
真田裕之もびしっと脇を固めていた。
それに何と言っても、渡辺謙だろう。
その昔の大河ドラマ「伊達政宗」で主演を演じた頃から目に力の役者だったがすっかり貫禄を備えている。
良いね・・・・、さすがハリウッドの常連だけのことはある・・・・
渡辺謙と言えば、彼がイメージキャラになった新しいキヤノンEOSシリーズ。
新製品の40Dは機能UPして尚かつ15万円弱という実勢価格らしい。
サブ機として欲しいところだが、1DMk2Nと1DMk3が手元にある者としてはこれ以上の投資は無理だ。
但し、1.6倍の画角だけは魅力だ。
9月末にはMotoGP@もてぎが控えている。もてぎの場合は撮影ポイントが割と遠目である。
ボクの好きなスポットであるS字の侵入を狙おうとすると普段は、
500mm+x2.0テレコン=1000mm
に1Dをつけるので、35mm換算で1300mmとなる。
これで画角的にはまあ、満足できるのだが、2倍のテレコンをいれるとAFのスピードが落ちる。いくら1D系ボディのAFがキヤノンでは最速とは言っても、かなりかったるくなる。
ピントが一度後ろに抜けてしまうと戻ってくるまではまどろっこしい。
その点、キスデジや30D、40Dの様に1.6倍のボディならば、
500mmとの組み合わせで、800mm(35mm換算)
となり、x1.4のテレコンをいれれば、
1120mm(35mm換算)までは行く。1.4倍のテレコンならばそれほどAFは遅くならないはずなので、40Dとの組み合わせなら、かなり使いやすいはずだ。
それに実際に使うかどうかは別にして、2倍のテレコンをいれれば、
1600mm(35mm換算)という超・望遠状態まで作り出せる。
しかし、デジタル一眼レフは日進月歩の進化を続けている。
機能的にはもうそろそろこれ以上の画素数や画質は要らないところまで来ているので、今後は同じ機能を如何に安くしていくかに軸足が移るのだろう。
そうは言っても、フラッグシップの1DsMk3はついに2000万画素!!
そんなのは要らないと思いつつもやはり画像を見ると「きれいだ!!」と思ってしまうのだろうなぁ~。
以前、1DsMk2(1600万画素)を借りて撮ったときにはやっぱりjpg画像でさえ、かなり綺麗だったもんなぁ~。
しかし、画像ファイルのサイズがどの位になるのやら・・・・・。
多分、jpgで撮ってもラージ・ファインだと10MBを超えるだろう。(たしか1DsMk2のラージファインJPGは8MBくらいだった。)RAWで撮った日には、20MB以上は間違いないし、それをTIFFに展開したら50~60MBくらいになってしまうのだろうか・・・・
考えただけでもおそろしい。
そうそう、修理のできた1DMk3を鈴鹿で使ったが、土曜に撮った画像をその晩にPCで確認したところ、右の下の方に大きなゴミがあった。
そこで日曜の朝、撮影前に自分で撮像素子(というかその前にあるローパスフィルタ)の掃除をした。
・ミラーダウンのままでエアブロー。
・ミラーダウンのままでブラシでホコリ除去
・ミラーアップしてエアブロー。
・ミラーアップのままでブラシでホコリ除去
・棒の先にレンズペーパーをまき、クリーナー液をつけて撮像素子をふき掃除
・キヤノンのぺったんキットで掃除。
・・・・とまあ、こんな感じで実施した。
クリーナー液の拭きムラが少し残っていたのだが、あまり気にもせず、ぺったんキットでやったときに前日のゴミが綺麗にとれたので喜んでいた。
さあ、これで完璧だぁと思って日曜の決勝レースを撮りまくった。
しかし、帰ってきて日曜の画像を見てびっくり!!
土曜の5倍くらいの数のゴミが写り込んでいるっ!!
がっかりしながら、ミラーアップしてボディ内部を確認すると、拭きムラのところにでかいホコリがいくつも残っていた。
とほほ。
なまじ下手なふき掃除はかえってゴミを呼ぶことになってしまうようだ・・・・。
使用したレンズペーパーもクリーニンググッズをいれたバッグに5~6枚、裸でいれていた物だったのでレンズペーパー自体にもゴミが付いていたのかも知れない。
今週末はまた撮影があるので、今のウチに何度か掃除して練習しておこう・・・・(T_T)