4サイクルと2サイクル | 木馬の四方山ばなし

木馬の四方山ばなし

趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

MotoGPのGP125、GP250クラスの4サイクル化について議論されているが、まだまだ決定までには時間がかかりそうだ。


http://www.intellimark.co.jp/bikeArticles/2007/news20070805001.html


まあ、各社いろいろ思惑があるんだろうが、エントラントと観客のことを忘れずに議論していって欲しいモノだ。


個人的には「若年層のためのエントリークラス」としての位置づけを変えないのならば、GP125は今のままで2サイクルであって欲しいと思う。


GP250の4サイクル600cc化はどうだろう・・・・、結構微妙だ。

かつて全日本にTT-F3と言うカテゴリーがあった頃、2サイクルは250ccまで、4サイクルは400ccまでというルールだった。

改造範囲の自由度が高かった事もあり、車体の軽い250のほうが速かった記憶がある。

MotoGPでの2スト&4スト混走時代を振り返ると、TT-F3とは異なり、少々車体が重くてもパワーバンドが広い分だけ4ストが有利だった。


もし、現行のGP250クラスに4ストを参戦可能して混走にするとしたら、ボクは反対である。
ライダーにとって危険が増すだけだからだ。

全日本モトクロスでもそうだが、所詮2ストと4ストでは特性が大きく違う。
単に最大出力のみを指標として排気量比を決めたのでは、明らかに速いところと遅いところが大きく異なり、大変危険である。


日本メーカーで唯一市販の125/250を出し続けているホンダが2010年を最後にRSシリーズの販売を中止するという発表をしているようだが、せめてあと数年は延ばして欲しいと思っているのはボクだけではないと思う。


もし、GP125クラスが4スト250ccになり、GP250クラスが4スト600ccになってしまうと、何となくレースがつまらなく思えてしまうのは、悲観的すぎるだろうか・・・・????



機械オタクとしては、4サイクルエンジンは大好きだが、乗り味の楽しさとしては2サイクルも捨てがたいと思っているものの我が儘な言い草だろうか・・・・・。