上海GPレポート・その1 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

5月3日(木)


きょうはお昼過ぎの便で上海に向かう。
MotoGPの中国グランプリ(上海サーキット)の観戦ツアーに参加するのである。


当初、エアとホテルだけ自分で押さえればもっと安いと思ったが、サーキットの有る場所が不便で、しかもホテルーサーキット間の毎日の足の確保が難しい上、中国は初めて行くので正直、不安も少々あった。
さらに安売り?で有名なHISあたりのHPで調べても対して安くはない。
そんなこともあり、結局、ツアーに乗っかっていくことにしたのである。

とは言え、JTBあたりの大手のツアーはやはり、高い。今回参加を決めたイースタートラベルhttp://www.estar-travel.net/race/index.html )のツアーは自前でチケットを取るのと較べても大差ないので、結局、ここのツアーに参加することにした。


朝、JRと京急を乗り継ぎ成田へ。
空港は意外なほど空いている。

やはり連休初日に出かける人は多いが、途中から行く人はそれほど多くはないということか?

今回のツアーは割安なのでエアは中国東方航空である。しょぼい機体に若干の不安が残る。(笑)
頭の上にダクトがあり、自分で風量と風向を調節できるのだが、肝心のダクトがない。我慢できないほどではなかったが、少々蒸し暑かった。


rabel

お昼過ぎに飛ぶ便だったこともあり、お昼ご飯がでた。
チキンとさかなの2種類だったので、ヘルシー指向?のσ(^_^;としてはさかなを選ぶ。
果たして・・・ウナギの煮しめみたいなのがご飯の上にのった弁当がでてきた。


その昔、ベルギーでウナギを煮込んだ鍋を食べて偉い目にあったことを思い出し、イヤな予感がするが、味はいたって普通である。


見た目さえ気にしなければ何も問題ない。OKOK

写真を取り忘れたのが悔やまれる。(笑)


成田ー上海は近いものである。正味3時間程度のフライトだ。
今回は窓際の席で主翼のほぼ真横だったので着陸の時にぼんやり窓の外を見ていた。


wing

それにしても飛行機の主翼ってヤワな羽だよなー、とつくづく思う。
着陸の時は低速で最大限の揚力を得るために、まるでヒイラギの口のようにフラップが伸びる。


landing

こんなに重いものが空を飛ぶことにあらためて、不思議な思いがする。

特に問題もなく無事、ランディング。


ついたらいきなりタラップのお迎えだった。世界の主要都市にある空港でタラップを使ったのは初めての経験。


しかし、蒸し暑い
亜熱帯だな。もう夕方の5時近いと言うのに、28℃83%もある。


空港から上海市内のホテルまでは貸し切りバスで連れて行ってくれる。
こう言うところがツアーの楽ちんなところだ。


今回、初めて中国に行くにあたり、2、3週間前に初めて「るるぶ」の上海特集号を買った

・・・・・・・・・が・・・・・・・

今日まで開いたことがなかった。
そんなわけでほとんどなんの予備知識もないままにバスに揺られていく。


左ハンドル、右側通行だと言うことを窓から外を眺めていて初めて知った。


英国風のアパートメント
倒れそうな高層ビル
新しいけれども画一的なアパート(巨大なアパートが5棟くらい一緒にたっている。)
空気が悪い。スモッグ?
遠くが見渡せない。

昔からフランス租界やらイギリスやら日本やらが居たせいか、高速道路から眺める景色は統一感はない。

強いて言えば、イギリス風の建物がやや多い気がする。


shanghai

夕方、ホテルに着く。


hotel

まあ、二つ星というのが妥当なレベルのホテルである。しかし、部屋はきれいだし、不満はない。それに全く知らなかったが、南京通りという上海の観光の目抜き通りのほぼど真ん中に位置する。


今朝、成田から来たメンバーの中で単独参加の人がもう一人いたので何となく話をし始め、一緒に晩飯に出かけることにした。

とりあえず、せっかく観光の目抜き通りにホテルがあるので少し通りをぶらついてみる。

中国も1日から7日までは連休とのことで、地方からでてきた中国人で通りはごった返している。

ネオンのぎらぎらした感じがいかにも中国っぽくて面白かった。


street


なんとかタワーだか、テレビ塔だとかのいわゆる観光スポットも目の鼻の先だが、対して興味はないのでひととおりぶらついたら、さっさと食事を取ることにした。


自慢じゃないが、中国は初めてである。当然、中国語なんてそれこそ「ニイハオ」と「シェシェ」くらいしか知らない。
さすがに旅行者のための「中国語辞書?」みたいなものも用意したがこれも昨日買ったばかりでまだ開いても居ない。(笑)

しかし、食事をするくらいなら、メニューを開いて「勘」で」適当に指さしてオーダーすりゃーいいや!と思っていた。


大体どこに行ってもこれで何とかなる。今まではそうだったので今回もその程度の気持ちでいた。
たまに大外しもあるが、それも含めて旅行の楽しさである。


しかし、行きずりで一緒に食事に行くことになったT氏が何度も中国に来ているらしく、食事のオーダーくらいならまったく困らない程度の中国語を話すのである。

ラッキー!!

おかげで初日からおいしい中華料理を食べることができた。
しかも、σ(^_^;の好みであるローカル色の強いお店で。

beer
shop

初日は水餃子を堪能した。それから牛肉とパクチの鍋も薬膳鍋みたいでさっぱりしていてうまかった。


nabe
gyoza

食べきれずに残してしまうほど頼み、ビールもたらふく飲んでも一人50元くらいだから、800~900円程度である。


食後は地元のコンビニで地酒?を寝酒代わりに買ってホテルに帰る。


部屋に戻ってよくよくみると、なんと有料ではあるが、インターネットに接続できそうだったのでねる前につないでみた。

なんの設定もしなかったのだが、行けるじゃん!

少々通信速度が遅いが、これでブログの更新くらいは何とかなりそうである。



こんな感じで上海、一日目の夜は更けていった。

明日は、7時過ぎにホテルを出発して、いよいよサーキット入りである。