新技術と新入社員 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

本日の第2弾。



坂道発進で車が後退しないように、ブレーキから足を話してもブレーキ力を保持して、後ろに下がらない装置を装着したそうだ。

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/CAR/20070223/128098/?ST=AT


はっきり言って大きなお世話である。


どんどん人間がバカになっていきそうだ。
少なくともATならば、マニュアルと違って左足はフリーなんだから、左足でブレーキを踏んでおいてアクセルを開け始めてからブレーキを解除すれば良いだけだと思うんだが。

何でもかんでも至れり尽くせりだから、自分でものを考えない奴が増えるのである。工夫するという習慣がどんどん無くなっている。


最近の新人くんの中には、「あれはどうした?」みたいな事を聞くと、「いえ、それは言われてません。」ときっぱりと答えるのが結構多い。
「まあ、そんなにバカじゃないよな・・・」と思って育てている人でもそうである。


ハナから、「こいつは・・・・」と思っているような奴はもっとひどい。
こっちから尋ねるまで、進捗状況を話そうともしない。いざ尋ねてみると、説明がまるで要領を得ず、話の核がどこにあるのかをまるで理解していないのである。


文章を書かせてみるとおよその思考能力レベルは判る。


大体、ぬる~い奴は、そもそもの質問の意味をきちんと理解できていない。当然、そんな状況ならば適切な回答など望むべくもない。

文章の読解力と表現力が不足しているのである。
これは何も活字だけの話ではなく、会話でも全く同じ事がいえる。



今年も売り手市場の中、大量の新人くんが日本全国のさまざまな企業に入社したようだ。


うちの新人達には、しばらくは社内研修とやらでお目にはかかれないが、果たしてどんな小僧、小娘どもが来るのやら・・・・。