今日の最後は、画像処理についてである。
8月に鈴鹿でおこなわれた、スーパーGT、ポッカ1000km耐久の写真を整理していて、一つ試してみた。
予選中の夕方日が傾きかけた頃のカット。スプーンの2個目に向かって行くマシンのバックショットである。
逆光と言うほどではないが、光の感じが良かったのでうまくコントラストが出たらいいな、と思って撮っていた。
これはそのうちの一枚。
マシンの色がシルバー系なので、路面の黒さをあわせて、モノトーンにしたら面白いかと思って、ちょっとだけいじってみた。
手前みそだが、けっこういい感じだと思うのだがどうだろう。いまいちな平凡なカットだが、モノトーンにすることでなにやら味わいが出てきた気がする。
少なくとも、デジタルの場合はあとからこんな事もできるので、はじめからモノクロで撮る勇気はないが、フィルムでは少し、モノクロにチャレンジしてみようと思う。
モノクロの目で見る感性が必要だろう。