昔から機械好きだという話は少し前にブログにも書いた。
16才で原付に乗り始め、18才で中型自動二輪免許を取って250ccのバイクに乗り始めてからは、車やバイクへの興味が一気に加速していった。
当時は、バイクや車に関係するものは片っ端から読みあさった。
大藪晴彦、片岡義男や高斎正の小説などもそうである。VT250の排気音が効果音で取り込まれているからと言う理由だけで、何とかというフュージョン系のバンドのLP(当時はアナログだった・・・)まで買った事がある。
舘内端の(素人にもわかるように書かれた)メカニズムの解説本シリーズはほとんど読んだ。一般的なエンジンに関するものはもちろん、シャ ーシー、タイヤ、サスペンション、過給機、オートマチックミッション、トルコン、電装部品に至るまで、車やバイクに関係するものならば、あらゆる本に 手を出した。
カワサキのW1、W1SA、W3や、ヤマハのTX何かが載っている写真集なんてものまで持っていた。
自分が乗っているバイクや車のパーツリストとサービスマニュアルも当然、揃えていて、少しずついじる楽しみも覚えた。
雑誌も毎月相当な数を買っていたっけ。
モトライダー、ベストバイク、オートバイ、モーターサイクリスト、Mr.バイク、ライディングスポーツ、オートメカニック、レーシングオン、月刊・自動車工学、カーグラフィック、ドライバー、ガルル、バックオフ・・・・・・
空前のバイクブームだった頃にだけ存在した、「レディスバイク」なんて言うものまで買った事がある。(笑)
専門誌もずいぶん読んだ。
内燃機関とその後継誌であるエンジンテクノロジー・・・・(これは今でも購読している。)
数え上げるときりがない。同時に買っていた車関係の雑誌はせいぜい、5~6誌くらいだったが、それでも当時は読むのが結構たいへん だったのを憶えている。
もちろん、この他にスキーやウインドサーフィン、マックの雑誌も数誌ずつ買っていたので、トータルで毎月10誌くらいは定期購読していたものである。
しかしそれでも、いろんな知識が増える事の喜びの方が大きかったので、週末などはひたすら読みふけったものである。
特に、車やバイクのメカニズムに関する基礎知識は学生の頃から約10年に渡り読み続けた自動車工学から得たものが多い。自分でいじるための知恵はオートメカニックから。
レースに対する興味を増幅させたのは、ライディングスポーツとレーシングオン。
とくにレーシングオンは創刊号から読んでいた。
最近、モータースポーツの写真を撮り始めて、久しぶりにライディングスポーツとレーシングオンだけはまた買い始めた。ずいぶんと様変わりしている部分もあり、ほとんど変わっていない部分もある。
きっとこれからもずっとバイク好き野郎で生きていくのだろう・・・・。
あ、最近はカメラもいじり始めたので、カメラのメカニズムに関する本や、レンズ光学に関するものなどもぽちぽちと読んでいる。
なかでも、雑誌、CAPAでおなじみのプロカメラマン馬場信幸氏に推薦してもらった「写真レンズの基礎と発展」はなかなか良さげではあるが、一度読んだだけではなかなか理解しきれないので、繰り返し読んでいる。
う~ん、なかなか深いぞ。>レンズ光学・・・・
ちなみに今、年間購読しているのは、スキーコンプ(競技スキーの専門誌)、CAPA、フォトテクニック、日経ものづくり、エンジンテクノロジー、日経Automotive Technology。
定期的に買っているのが、前述のライディングスポーツとレーシングオン。それとテンポラリーで気が向くと買う、ヤングマシン、ガルル、スキージャーナル。
この他、一般情報誌として、昔からのお気に入りが、DIME。昔は毎号買っていたが、今はたまに買う程度である。
う~ん、まさに書は知識の泉なり・・・・