撮影日:2025年10月2日
今日も「砂の美術館」で鑑賞した
砂像を紹介したいと思います。
14.『日本の美術 浮世絵』
制作者:ギー・オリヴィ工・ドゥヴォ(カナダ)
江戸時代に成立し肉筆画から版画ヘ進化した
大衆芸術で西洋でも高く評価された「浮世絵」。
写楽の「三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛」の他
広重や歌麿の「寛政三美人」や
北斎の「富嶽三十六景・神奈川沖浪裏」などが
見事に砂で表現されていました。
木彫りのようにも観えます!
15.『日本の文学 女流文学の始まり』
制作者:廣岡 佳(日本)
漢字を簡略化した仮名文字が誕生した
平安時代中期の「国風文化」。
紫式部をはじめ清少納言や和泉式部など
教養や知性に優れた宮中の女房(位の高い女官)たちを
中心に平安女流文学が花開きました。
作品では世界最古の長編小説「源氏物語」の筆者である
紫式部を十二単姿で繊細優美に造形されていました。
素朴なお顔立ち・・・
16.『明治維新 西欧化政策』
制作者:ジル・ハリス(アメリカ)
日本の近代化を西欧諸国に示すために
レンガ作りの建物や街灯、鉄道の開通、
郵便制度など欧化政策を促進した明治新政府。
華やかですねぇ〜!
国賓や外国の外交官を接待するために
鹿鳴館などの政治的な社交場も生まれました。
華やかな洋装に身を包んだ華族たちの
舞踏会の様子が表現されていました。
私はダンスも楽器もできませんが・・・
17.『第二次世界大戦と高度成長』
制作者:マテイン・ライガース(オランダ)
原爆ドームが印象的な焼け野原を背景に
復興を支えた市民の姿を表した「戦後の広島」と
スカイツリーや都庁などが立ち並ぶ
都会の風景を表した「現代の東京」の
対照的なふたつの時代を表した作品です。
戦後80年ですねぇ〜
彼方の時代から訪れた子どもたちが
未来に思いをはせていました。
「火垂るの墓」思い出して泣きそうになってもた・・・
Nikon D7100