深江稲荷神社と深江郷土資料館 其の3 | 木馬写真館

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「HDR加工写真&しょ〜もないお話」のブログ

撮影日:2013年1月27日


昨日「菅笠」の事を少し書きましたが

「伊勢音頭」にも・・・

“大阪はなれて早や玉造 笠を買うなら深江が名所 ヤートコセ、ヨーイヤナー”と

唄われており、昔、大阪からお伊勢さんに詣る時は

「深江」で「菅笠」を買って行くのが常識だったらしいです。

そんな歴史が勉強できる「深江郷土資料館」は

平成22年7月にオープンした、まだ新しい施設です。


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深江郷土資料館


中には「菅細工」が数点展示されていますが

何と言っても目に付くのが、同寸約170cm(私の身長と同じ)もある「菅笠」です。

歴代の天皇御即位、大嘗祭(だいじょうさい)の時や、

20年に1度の神宮(伊勢神宮)式年遷宮の時(今年です)に使用され、

今でもここ深江の地で作られているそうです。


イメージ 2
約170cmもある巨大な「菅笠」


菅笠の他にも人間国宝でもある角谷一圭(いっけい)さんや、

兄の與齋(よさい)さん、弟の莎村(しゃそん)さんの

「茶釜」なども展示してあり、狭い所でしたが非常に見応えがありました!

それと係の方が、たいへん詳しく「菅笠」や「茶釜」の説明をしてくださるので

気付けば1時間以上経っていました。


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「菅笠」「茶釜」が所狭しと展示してあります!


資料館の横では「菅田」があり、「深江菅田保存会」の方々が

良質な菅の収穫を目指して取り組んでいるそうです。

この時期は刈り取られた後でしたが・・・


イメージ 4
深江菅田の復元


Nikon D80 & TAMRON SP AF 17-50mm F2.8 XR Di ll VC
Photomatix/View NX2/Photoshop

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