「刻印石広場」の近くには「豊臣秀頼 淀殿ら自刃の地」と彫られた石碑があります。
「刻印石広場」から「大阪城」に向かう道の反対にあるので、知らない人も多いでしょう。
「秀頼(ひでより)・淀殿(よどどの)ら自刃(じじん)の地」と書かれた案内板によると
「慶長20年(=元和元年)1615年の大坂夏の陣では、旧暦の5月8日、
徳川軍に追い詰められた豊臣秀頼とその母淀殿が、山里丸にあった櫓にひそみ、
自害したと多くの記録が伝えている。
それにちなんで平成9年(1997年)、現在の山里丸の一画に大阪市の手により
この記念碑が建てられた。」と言う事です。

「豊臣秀頼 淀殿ら自刃の地」石碑
その石碑のすぐ横にある「謎の階段?」ですが、こちらも気付かないでしょねぇ。
以前ここに来た時に近くにいたおじさんが・・・
「この階段は天守閣にいた淀さんが徳川から逃げてきた時に通った階段やぁ~」と
教えてくれたので「へぇ~、凄いなぁ!!」と思っていたのですが、
今回よ~く見てみたら、階段を上がった所の通路の壁(コンクリート製)なんかは
どう見ても最近(近代)になってから造られた物にしか見えません!
で、調べてみると大正14年に開催された「大大阪記念博覧会」の時に
天守閣に向かう道が1本だと混雑してしまうと言う理由で
な、な、何と石垣の一部をぶっ壊して階段を取り付けたそうです!!!!!ひぇ~!!!
でもこの階段を上がった所の見晴らしが「ス・バ・ラ・シ・イ」んです!

謎の階段
上がってきました。
私はこの場所、大好きです!

「OBP」がよ~く見えます!
下に見えるのは「梅林」です。
よ~く見ると「布施のイオン」も見えます。

生駒山の方向(下は梅林)