今年は8月1~3日
もうこの日程やだな。。。。
お祭りってねえ、なんでしょうねえ。
とりあえず花火のことでも書いておかないと~^^
かわいいでしょ?
今年の一番人気アイテム!
今年はついに梅雨明け無し!!の夏になってしまいましたね。
お祭り関連の日はどれもいまひとつ天候に恵まれなかったような気がします。
とりあえず北上のお祭り、終わりましたね。
お疲れさまでした。
私、民俗芸能好きですよ。
特に、鹿踊り派です。
もちろん鬼剣舞も好きですけど、一番好きなのは鹿踊り。
太鼓を持ってパレードするだけで血が騒ぎますもん。
太鼓って不思議ですね。大好きです。
もうみちのくDNAが全開になってします。
この不況のおり、たくさんの踊り手さんたち、本当にお疲れ様でした。
民族芸能はすばらしいよ、うん。
魂感じますよ。ソウルフルだね。
祭りの運営うんぬんは毎年頭を悩めているはずですが、ほんと、ビバ芸能!で頑張って欲しいです!
さて今年の花火ですが。。。
実は当初は中止の動きもありました。
まあ、世間様に漏れずにという流れです。
残念ですけど、そう決定されたら仕方が無いなあと思っていました。
ところが、ゴールデンウィークの終わりに開催が決まりました。
ひゃあああ。時間がないぞおおおお。
いつもは年明けて冬の間に考え始めるんですけど、時間がありません。
昨年より予算大幅ダウンだったので、時間も短縮。その中で構成を考えて、ほぼ出来かけていたそのとき。
「予算がなんとか昨年並みに戻りました」
ええー!嬉しい!嬉しいんだけど。。。。この構成じゃ尺が足りない~泣。
しかももう6月じゃないかああああ。
花火師さんと頭を捻りながらなんとか大枠を決めていきます。
まー、もうしょうがないですよね。
昨年から50周年(今年は48回)を意識して、実験的な花火もお願いしてみたり。
細かい部分なのであまりわからないと思いますがww
当日はなんとかお天気も持ちましたね^^
さて開始前に対岸へむかって最終の打ち合わせ。
実はかなりたくさんのスタッフさんが暑い中待機しているんですよ。
こちらは巨匠のひとり、北日本花火の紺野氏です。お世話になっとります、巨匠!w
もう一方、小松煙火の小松さんは今日は別件でいらっしゃれませんでした、残念。
ここまでくるとわきあいあいな感じですが、先方の緊張感は感じますね。
打ち上げの要、このやぐらの下にフルシンクロ、その他用の機械を設置。
今はコンピューターの力であんなことが出来るんですよね、すごいぞ。
出番を待っている花火君達です。
こんなふうに打ち上げ箇所で待機していますよ。みんな、今夜は綺麗に咲いてくだされ~^^
この現場を見ると、やっぱり気分が高揚してきますね。
あとはひとまず、暗くなるのを待つばかりなのですが花火師さんたちはこれからナイアガラの仕掛けの待機。
車がたくさん走っているときに火薬を仕掛けることができません。
交通規制がはじまってからになります。歩行者のタバコのポイ捨てで引火したりしてもエライことになります。
なので皆さんもどこの花火大会でもそうですが、
「立ち入り禁止区間にには絶対入ってはいけません!」
何も無いように見えて、一生懸命火薬を仕込んだりしてんですから。
ルールを守らないとマジで怪我しますよ。
いつか立ち入り禁止区域にバカップルが侵入して、一時打ち上げ中断したこともあります。
安全確保のためですけど、他の大勢の方には迷惑。みんなも注意しましょうね。
さてまもなく打ち上げ開始ですが、、、、この8月3日。。。。
全然暗くならない!!!ヾ(.;.;゚Д゚)ノ
空が明るいのでトークやらレクチャーやらで繋ぐわけです。
ほんと、お客様からしたら長く感じるかもですよ。
開始時間を遅くしましょうと提案したけど却下でした。こういうところは臨機応変にして欲しいもんですよ。平日のしかも月曜日なんだし。
月曜日なんですが早い時間からすごい人。これ、日曜になったらどうなるのかな。。。なんてちょっと思いました。
さて、今年のテーマはイマジンなのでオープニングは「ジョン・レノン」の「イマジン」からスタート。
タイトルテーマ曲をオープニングに使うのは初めてです。
たいていはラストなんですけどね。
これには実は意味があって。。。。
ジョンレノンの曲って短いというのもあるんですがね。
今年の花火大会、実はフィナーレ以外は一曲も日本語の曲を使いませんでした。(フルシンクロ花火は提供花火なので除きますが)
すべてインストか海外の曲です。
フィナーレには忌野清志朗さんの「イマジン」をかけました。
このバージョンは尺もよかったんですが、何より、日本語で朗々と歌い上げてくださっています。
賛否慮論あるとは思いますが、この歌詞の意味をお伝えしたかったので、日本語の歌を使わず、また、オープニングにジョンレノンの原曲を使用させて頂きました。
より歌詞が耳に入って欲しいと思いまして。
曲は知っているけど何を歌っているのかわからない方もいらっしゃると思います。
それに清志朗さんの歌は子供でもわかりやすいような語り掛ける口調で優しく、でも毅然とした思いも感じ取れる。
今年亡くなってしまった清志朗さんにも空から花火見えるかなーと。
そんな意味合いの構成でしたが、「イマジン」って改めていい歌ですよね。
さて、音楽との融合以外の北上の花火の特徴といえば
まずはこのワイドな打ち上げスペースです。
河川敷の長さをフルにつかっての五箇所からの同時打ち上げなどは北上の売りのひとつ。
スーパーワイド100連発っていうのがソレですけど、凄いですよ。
小さな町の花火大会なのに市外からのファンが多いのはコレでしょう。
なかなかできる会場が無いのです。
これが迫力とボリューム感を出してくれるんですね。
それから一番は木々の背景と川面を埋め尽くす無数の灯篭とのコントラスト。
この情景に胸を掴まれる方は多いはずです。
もちろんナイアガラも綺麗ですけど、灯篭が埋め尽くす頃にあがるスーパーワイドが一番綺麗。
幻想的ですし、すべてのアイテムがまるでこの日のためのセットかと思うほどです。
北上の花火を100パーセント堪能するにはやはり川辺の会場に来ていただくのが一番です。
来年のお越しをお待ちしておりますね。
