繁殖を終えたツバメが
南へ帰る前に集結して
しばらくの間だけ、
ヨシ原でねぐらをともにする。
この細口池は
昔はツバメのねぐらとして有名だったけれど
10年位前からヨシ原が姿を消し、
ツバメの姿も見られなくなっていた。
しかし地元の方の努力で、ヨシ原が戻り
昨年からツバメがねぐらとして戻ってきた…という
野鳥の会の情報で
17,8年ぶりに、細口池へ出向いてみた。
8月7日の日の入り時刻は18時51分。
到着は18時19分(月齢6)
この時点では、全くツバメの姿なし。
ちょうど日の入り時刻頃から
ツバメが池の上空を飛び回り始めた。
18時54分
18時59分
湧くように四方八方からツバメの群れが…
19時20分くらいまで飛び交って、
スーッとヨシ原の中へ潜り込んでいった。
15,6人の人たちが
「わぁ~」
「すごい!すごい!」
「まだ来る~!」
という歓声で、ただ茫然と見入っていた。
初めて会った人とも、
同じ体験に感動して、
「よかったですね、いい光景が見られて。」と。
隣区の住宅地にある
ヨシ原のツバメのねぐら。
ヨシ原の再生に尽くしてくださった地域の皆さま
ありがとうございました。