「トロッコ嵯峨」を出発したトロッコ列車は、すぐに山陰本線と同じ線路の上を走ります。
そして少~し走って、山陰本線と分岐した直後に、「トロッコ嵐山」駅に到着します。
ここから乗車してくるお客はたくさんいましたね~!
平日なのにびっくりしました!
夏休みにも突入していることもあって、お子様の姿もたくさん見受けられました。
京都の代表的風景の「竹林」は、この駅の近くにあります。
ちなみにこの駅、山陰本線の分岐点とトンネルの間に挟まれており、ホームが非常に短いのです。
なので1,2両目はトンネル内に停車し、その車両のドアは開きません。
「トロッコ嵐山」でたくさんの乗客を拾い、列車は山陰本線の旧線を、ゆ~っくりと走り出します。
トンネルを抜けると進行方向左側に、保津川の美しい流れを臨むことができます。
トロッコ列車の平均速度は僅か時速25km。
それだけに、この美しい景色をじっくり堪能することができます!
この日はかなり暑かったのですが、川のほとりを列車が走るため、非常に清々しく、涼しく感じました!
しばらく進むと、山陰本線の新線が頭上を越えているのを見送って、またトンネル。
そのトンネルを抜けると、今度は保津川が進行方向右側に姿を現します。
そして間もなく、「トロッコ保津峡」駅に到着します。
この駅は旧線の「保津峡」駅の施設が使われており、近畿の駅百選にも選定されている駅。
そしてこの駅では、たくさんの信楽焼きのタヌキがお出迎えしてくれます!
「トロッコ保津峡」駅を出発してからが、嵯峨野観光鉄道の真骨頂!
たくさんのトンネルを抜ける度に、保津峡の素晴らしい風景を臨めます!
それにしても、トンネルの中は涼しかった~!
途中で保津川下りの船を見つけて、お互いの乗客が手を振りあうなど、大変微笑ましい風景に出合うこともできます!
そんなトロッコ列車も、30分足らずで終点についてしまいます。
その直前、今までガイドを務めてくれた車掌さんが、いきなり歌を歌ってくれるサービス(?)が!
なかなか美声でしたよ~(笑)
そして列車は、保津川と別れた直後に、終点「トロッコ亀岡」駅に到着。
ゆっくり駅の様子を撮影したかったのですが、人が大勢いたのと、親がさっさか先に行っちゃう為に、あえなく断念…
一人旅だとこんな事有り得ないのですが、まあしょうがない…
さて!
鉄分レポートは本当にここまでですが、旅はまだ続きます…